2010年10月05日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第十一話 第十二話 第十三話

 ラスト三話を一気に視聴。巨大なMの記憶、そして1話から登場した謎の卵の物語の完結。ここのところのまったりから、一気にボルテージの上がるストーリー展開に身を乗り出す。個人的に9月の終わりが恐ろしく忙しくて、録画だけして見る機会を損失していたMM9。ここに来てラストまで一気に見たんだけど、いやあ、面白かった。

 十一話は朏の孤独なクリスマスイブと、過去に甚大な被害をもたらしたM、スカイウォーカーの記憶。この何か人の力の及ばない巨大なものに、自分の所属する世界を破壊してもらいたいと思ってしまう衝動は、思春期特有のものじゃなかろうか。世界をぶち壊してくれよ!みたいな。いや、今でも時折そんな気分に駆られる事がある訳で。
 そんな衝動が、元来Mから人々を守る仕事についている朏の胸に去来する。似た思いをどこか共有しあって慰める灰田がかっこいい。この二人付き合っちゃえ!とか思うんだが(笑)雰囲気いいんだけど、彼女いるんだよなコイツ(^^;;; この微妙な距離感むずがゆいねー そして気特対の皆さんのそれぞれのイブの過ごし方がまた、よかった。
 余談だけど、この「ぶち壊してくれよ」をちょっびり掻き立ててうっとりさせてくれるのが、このMM9のED画面のような気がすんだよね。そんなEDはこのエピだけが青い。

 第十二・十三話は、驚くほどの緊迫感で物語が展開した。第一話の卵と第三話・六話の謎の美少女が登場。今日にも孵化しようとする卵と、それに絡んで各所の思惑が交差、さらに共鳴するかのように出現する巨大なMと、畳みかけるようなシチュエーション。
 とにかくこのエピ、部長が超絶かっこよかった。冷静な対処と的確な指示で、場数踏んでるなーってキャリアを感じさせる。オペレーターの三人も、それぞれ対処にキャリアと性格が出てていい感じだったね。あと、かっこいいと言えば、氷室かっこよかった♪いい男じゃないかー
 卵を正規の方法では譲らない四元に、藤澤が彼女らしい無茶苦茶なやり方で取り戻す過程も面白い。この時の部長と四元とのやりとりも味わい深かった。気特対という集団の、Mの情報と深く関わりその存在を理解しようとする、彼等の姿勢そのものが窺えたのが非常に良かった。そしてそれはラストシーンにも繋がって行く訳だが。

 外界に関わる事で姿を我々の目の前に現すM。背骨も内蔵もないその卵の中身を「我々の想像を凌駕する存在」として説明していて成程と思った。確かに巨大なMは生物学的には説明出来ないからね。それを超自然的な存在として位置づけているのが面白い。そして運び出された卵も、どんどんその姿を変える。それは運び出される事によって外界と接触したから、なのだろうか。
 また湖から姿を現すフルネドラの姿が、なんともいいね。巨大さ、異様さ、美しさ、神々しさ。たまらないものがある。なんかドラゴンぽいけど、麒麟とかポケモンのアルセウスとかも彷彿とさせる。夕日の中での対峙は画面も非常に美しかった。だからこそ、あのどんでん返しのインパクトがものすごく強い。生まれたばかりの方の口がばかっと開いて噛み付く瞬間、そこに「親子の情愛」なんてものを投影していた、己の人としての価値観を逆転させられた気がした。これはいいラスト。
 謎の美少女、あのタイムスリップのエピの時のあれは、彼女が作り出したのではなく警告をする側の立場だったんだね。あれを「借り」と表現してたからね。でもって彼女もまた、何か別の存在の前に立つラスト、ちょっと想像力をかき立てるな。

 ドキドキの状態で第十三話に突入したけど、急に回想になってて、びっくりした(笑)急にまったりして感じてしまうから、普通の時系列で展開してあのボルテージと緊張感を維持して欲しかった気もするけど、それやると後日談である「蜂の巣を送り付けられる」というオチが蛇足になりすぎてしまうかもね。
 そしてこのラスト三話、冬の色の画面が素晴らしかった。空気の冷たさが伝わってきたけど、一体何月に撮影したんだコレ(笑)

 人としての基準とか、思惑とか、枠組みとか、そんなものを超えた存在であるMとS。彼等が自分のすぐ隣の空間に共存しているあのMM9の世界。そこに住む人々が普通すぎるほど、そこに突如現れる神秘を恐れつつも魅了される。
 あー、すごく面白かったなあ。キャラも世界観も味わい深いし、たった十三話で終わらせるにはもったいない。また続編作ってくれないだろうか。








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2010年09月14日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第十話

 日常エピ。部長と課長、一癖も二癖もある二人が、なくて七癖な「お祭り居酒屋」でアフター5を過ごす。

 なんかもー、何を感想に書いたらいいのか分かんない(笑)カオスだ。でもこういうナンセンスが大好物なので、楽しく見てしまった。
 部長って不思議な印象を持つ男なんだけど、課長と一緒に話している時の二人に流れる空気は、どこか信頼しあっているような感じがあっていいんだよね。今回の二人の飲み会は、何となくそんな雰囲気があった。二人揃ってテーブルをずらすシーンとか、息が合ってるな〜って。二人の台詞もいちいち面白いしね。また二人とも、ちらっといいこと言ったりするから。
 いろんな連中が出てきたけど、1周して天丼になったあたりから無性に笑えてくるね。花笠嬢とか。なにより七夕さんが味わい深すぎる。チェンジwww

 とまあそんなわけで、全て世は事もなく(笑)逆にそれを楽しんだ今回のMM9でありました。ちゅーかさ。これは感想は書きづらいだろ(^^;;; いやー、面白かった!おせまい。








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あの中なら阿波踊りやりたいなー

 
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2010年09月07日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第九話

 ドキュメント番組『密着!気象庁特異生物対策部24時』。物語の中に、さらに入れ子状態になったTV番組の色が重なる。

 30分の番組でよくまあ、あの手この手のスタイルが出てくるもんだと感心する。初っぱなからいきなり違和感を感じる画面とハイテンションなナレーション。なんの説明もなく虚構の世界のドキュメント番組が始まる。なんとも「ありそう」なテロップや演出。ナレーションも山ちゃん(もちろん南キャンの眼鏡の方ではなく、山寺氏の方)だったりするところがリアルだ。
 そう言ったシチュエーションや細かい描写などを楽しみつつ、このMだのSだのが闊歩する奇妙な世界で戦う公務員達を見守る。出てくる特異生物も「伝説の雪男ヌーさん」だの「廃屋のバタバタさん」だのと、愛嬌のある名前だったりして奇妙さに拍車がかかっていた気がする。
 今回ので特に面白いなと思ったのは、廃屋のバタバタさんの下り。「呪術行為『バタバタさんいらっしゃい』は法律で禁じられています」このテロップがねー(笑)その後本当に出てくるバタバタさんが結構恐い出来で、これもしかしたら一本映画とれるんじなないの?というクオリティな気がするよ。あそこで写真ばしばし取ってる案野はすげーな。ドキュメントを見終わった後、「こりゃ映せないわ」みたいなことを灰田が言っていたけど、どんな写真だったんだろー(^^;;; …あとコロボックルの亜種が4mとか、そんなでかい時点でコロボックルじゃねーな(笑)
 もしかしたら今回のエピみたいなのは、原作ファン的には好みの分かれるところかもしれないね。私は原作はまだ読んでいないので(不勉強で申し訳ない…)、非常に興味深く、面白く見た。こういう世界観で作られているんだな、というのが改めて感じられたし。

 気象庁から「気特対の不確かすぎる活動を市民に印象づける可能性が十分ある」という理由で、放映中止になってしまうドキュメント。しかし、不確かなものに対して人類が講じ得る対策は、これしかない。「世界に不確かな要素がある」ということは、市民にはあまり公表してはならない事なのだろう。
 このジレンマを『仕事だから』という殺し文句で胸に納める。不思議な立場の人々だ、気特対。でもって、大人だな…








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2010年08月31日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第八話

 招かれざる客、後編。いやあ、らぶこめだったなーw

 日常の中に非日常が混入しているSFドラマ、MM9。しかし先週&今週のエピは、気特対の日常の中に、【ラブコメ】と言う名の非日常が展開した。
 いや。まぁ。ぶっちゃけ言っていいですか?私は氷室に萌えてしまいました。ごめんなさい!いや、いい男じゃないか。ちょっと強引だけど、割と筋が通ってるし。あのケーキ持ってきたところと屋上の下り、あんなことされたらたまらんもんがあるよ。そりゃ朏だって機嫌よくなるってば!
 てかさあ、朏、多分ありゃ不倫だな。今までも、なんかメールの文面だけ甘いんだよなと思っていたけど、今回のやりとりで訳あり臭がプンプンしてた。やめとけやめとけ!不倫じゃないとしても、そんな男は絶対にやめておく事だ!!氷室にしておけーっと、ついつい思ったやじ馬根性(笑)
 てか、灰田氏もなかなかちょっと、気になってるのか彼女の事…みたいなのもあったりして、あの気特対のメンバーが全体的に微妙な雰囲気になっているのがおかしい。そわそわしているオペレーター二人とか、歓迎会がつぶれて残されたメモに「それも幹事の仕事だろー」とぼやく課長とか、細かい部分も面白かった。
 何となくうまくいかない日常から、仕事を忘れて残業になり、トイレで顔を洗って叫ぶ朏。いつかのトイレでメールでも感じたけど、彼女って一生懸命なんだよね。でも人前で泣き言言えないタイプで、なんか幸せになって欲しいって思っちゃうんだよ。そんな風に感情移入させられるから、あのあとケーキ持ってやってきた氷室に萌えちゃうんだな(笑)あ、もちろん隣の班長もいい男だと思うぞ。森橋氏は…まあともかくさ。

 気特対と防衛省との微妙な関係、そして朏と氷室とのラブコメ。この辺が来週以降に意味を持つか持たないかは別として、このドラマが特撮的な色合いを強く持っているが故に、こういう日常が描かれているのは好ましいと思う。
 あんまトレンディドラマとかラブコメとか好きじゃなくて見ないんだけど、なんだかんだでやっぱ楽しいね。ラブコメってストーリーのパターン云々より、シチュが萌えるかどうかが重要なんかなあと改めて感じた。やっぱ夜の屋上はいいわ。うん。







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2010年08月24日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第七話

 招かれざる客、前編。…なのかな?今回はMがらみはほとんどなく、気特対と言う特種な事情を抱えた部署に勤める、公務員さんたちの日常だった。

 前回の異次元をまた、元に揺り戻すかの如き日常。異常事態がちょくちょく起こる訳でもなく、彼等は常に危険を未然に防ぐ為の情報収集をする日々にある。そこに紛れ込んできたムカつく男(笑)
 まーラブコメじゃんねえ、というベッタベタな展開で、なんつーか普通のドラマみたいな仕上がり。だからちょっとした会話とか設定に特殊性が香るのが、逆に面白味でもあるかな。今回のエピの主眼はまだ見えない。本気で唯のラブコメ編を作ろうとしているのかもしれない(笑)とりあえず個人的に、「MM9」に関しては「なぜこの展開?」という疑問符は横において、純粋にシチュエーションを楽しむ事にしているので無問題。
 あのメールだけで存在している朏女史の彼氏、気になるねえ。なんかすごくいい人そうなんだけど、二人ってすれ違っちゃってるのかな。まぁ私的には、朏と灰田の二人の間に流れる雰囲気と言うか、仕事をする上で互いを信頼しあっている感じが好きだ。あと今回、藤澤が防衛省から来た男に、思いっきりタメ口で話をしていたのにはニヤッとしたぞ。
 MM9はWeb上で、スピンオフ映像「MMY」を視聴する事が出来る。これが課長とオペレーター二人のちょっとしたお話しで実に楽しい(彼等の頭文字をとって室町・森橋・山際→MMYなのだね)。今回のエピは、なんとなくこのスピンオフみたいな雰囲気だなーと思った。次どうなるのかな。でもって曽我部氏は動くのか?(笑)

 本当に下らない事なんだけど、この間CSで「ウルトラマン」をぼやーっと見ていたんだけど、なんとなく灰田って、「ウルトラマン」の星野君に似てね?あと元SMAPの森君。









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渋い!

 
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2010年08月17日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第六話

 案野が突然巻き込まれたタイムスリップ。三話の謎の少女も再登場。叙情的な中にも緊張感のある映像に引き込まれる。

 さーて、どこから感想を書いたものかな…

 なんせ今まで気特対の奮戦を、リアルとフィクションの間で描いていたはずの番組で、いきなりの超展開だもん(笑)ちょっとびっくりしちゃったぞ。なにがはじまったのお?って。
 で、ここに謎の少女が絡んでくる訳だ。第三話で登場してさっぱり意味不明だった彼女。ここでこういう形で出てきたんだなー 明らかに案野のタイムスリップには彼女が関わっている。
 しかし、今回もその理由とか意味についての説明は、物語には一切ない。あの海の生き物についても、少女が祖母の思いを利用して作り出したのか、それとも生まれてしまった怪物の行方を見守っていたのかすら、ハッキリとは分からない。そもそもなんでそんな力が彼女にあるのか。色々なぞは深まっている。超能力者なのか、Sなのか、それとも…
 それにしてもこういう形で再登場してきた事で、もしかして今後も忘れた頃に出てきて何か大きな関わりを持ったりするのかな、なんて期待してしまう。唐突に始まったタイムスリップエピではあるが、その時にこそ、このエピの本当の意味が分かる…の…かもしれない。

 さて。前にも書いたが、MM9って非常に画面の色合いが印象的な作品だと思うのだけど、今回は案野が飛んだ過去がすべてモノクロ映像という、かなり思い切った色の使い方をしていた。例えて言うなら小津映画、だろうか。良き昭和の原風景的な雰囲気が漂う画面。そしてこには、どこか物悲しさすら感じられる。
 この哀しみはどこから来るのか。
 色々な捉え方があるし、私は余り言葉にしたくない気分でもあるのだが、こういうブログを書いていて何も語らないと言うのもおかしな話なので、自分なりに解釈を書いてみたい。

 女が子供を産む…という行為は即ち、女性から母親にならなくてはならないと言う事だ。それは女の人生にとって、一つの決別でもある。「女性」としての自分の中に、ある種の遺恨のようなものがある場合はなおのことだろう。父への思い。祖母のそれは純粋ではあるが、エディプスコンプレックスに通じるのかもしれない。
 案野の元に投げ入れられた「禁断の惑星」というキーワード。これを素直にSF映画の名作を指しているのならば、あの海に浮かんでいた胎児のようなものは、イドの怪物であるという解釈になるのだろうか。「私が産んでよいものか」「この子は生まれてきてよいものか」それは自らに宿している、生まれてくる生命の否定でもある。そんな妊婦の自問自答が、一つの脅威を作り出したのではないかと。
 だから、「生まれてきてもいいのだ」という回答を父親からもらった時、あの不思議な生き物のようなものは崩れるように消え去ったのかなと、そんな風に感じた。


 うーんそれにしても、見ごたえあったな。EDもモノクロで余韻があるし、三回繰り返して見ちゃったよ。…てかぶっちゃけ、一回目は何が何だかわかんなかったお(^^;;;







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BDあったけどアメリカ版だから日本語字幕はないぞ!

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2010年08月10日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第五話

 ついにM登場。緊急事態と気特対の奮闘がコミカルなトーンで描かれた。怪獣もののワクワクと、物事の裏を見るような面白さがミックスされていて面白い。

 MM5、大型怪獣8号登場。やっぱりデカいやつが出てくると、見ているこちらの気分も盛り上がると言うか、「おお、来た来たあ!」って気分になるね。そしてこの緊急時に、どこかユーモラスでペーソスすら感じさせる気特対の対応。テレビ中継にツッコミをいれ、ラーメンをすすり、情報と知識を分け合うその先に居るのは、巨大な特異生物。彼等にとってこれが日常であり仕事であると言う、何とも不思議な感じがとてもいい。
 テレビ中継とネットの書き込みで情報を得なくてはならない気特対。いや、さすがにそれは問題あると思うよ!せめて外見くらいはヘリ飛ばして撮影してあげようよ(笑)そんな行政の対応の酷さとか、自衛隊との連携のいまいちっぷりを、どこか諦めている雰囲気すらある彼等の悪戦苦闘。ついた名前「シッポン」に絶句して「…ゆるキャラか」と呟く朏と自衛隊員のシーンには笑うね。他にも12chはアニメやってる(笑)とか、藤澤の携帯動画を見る下りとか、本当だったらちょっと不謹慎っぽいコミカルな展開になっている。そこがこの物語のリアルと特撮の真ん中としての在り方なのかな。
 逆に大型怪獣と自衛隊の戦いがテレビに中継される様子は、テロップの流し方やレポートのされ方など、どこか台風中継のようなリアルな作り。そして徹底して映像は人目線で、シッポンの全体像がなかなか描写されない。そんなところが「怪獣特撮」としては異様で、かなり面白い部分だと思う。
 気特対の予測は正しかったものの後手に回り、思惑の違いから自衛隊によりシッポンは大爆発する。物語の流れからどこかシッポンに愛着すら感じていたタイミングでの爆発であり、空しさを感じる結末だった。部長の電話も後味が悪く終わったようで、笑い声からの無表情が、また状況の空しさに拍車をかける。見せ方が上手いよなあ。

 シッポンが道祖神などにマーキングして回っていた…という事実を突き止め予測はするが、そこに「何故」という理由が一切介在しないのもいい。Mの行動は人知を超えたものであり、その超自然的な存在に振り回される人間達の右往左往が見どころなんだな…
 息子(小6)が、かなり面白がって今回のエピを見ていた。でもって、朏の「…生殖器です」に「ち○こ!wまさかのち○こ!www」と大喜びしていた。ほんっとーにアホな小学生男子の典型だなこいつは…









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これステキじゃないの!

 
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2010年08月02日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第四話

 先進技術が一切通用しない森の中、迫り来る見えない何かとの戦い。迷い込んだ女二人と、救出に向かう仲間達…

 危機的な状況での、知的な女性数学者とタメ口ゆとり新人とのやりとり。第二話を彷彿とさせる展開なのだが、今回の方が二人のやり取りが面白く感じた。と言うのも、アンノ女史の態度には非常に余裕があり、かなりアレな態度の藤澤(何故か名前がなかなか覚えられないから調べた(^^;;;)への受け答えが絡み合って感じたからかと思う。彼女が子持ちであるというのも、その視点に優しさを感じさせる理由になっている気もするし、冷静で知的な好奇心をちゃんと持っている雰囲気もある。
 逆に前半の藤澤は、タメ口とか失礼な態度である事よりも、その攻撃的な言動が痛々しい。それが段々と状況に追いつめられながらボルテージを上げてきて、アンノ女史を認めるのをきっかけに、「本気を出して」見えない相手にタンカを切る。この辺の感情のアゲ方は面白い。アンノ女史が基本的に『この子は面白い』という肯定的な態度を貫いていたのも、このシーンをただのDQN女の叫びにしない効果があった。
 第二話の朏とのやりとりでも、タメ口から敬語になるきっかけがあり、「マイルール」とうそぶいていたが何となく「あ、認めたんだな」というのは伝わってきた。今回はそれがよりハッキリとしており、尚且つちゃんと藤澤の口から語られる。朏には言えず、アンノさんには話すのは何故だ(笑)まあ、アンノさんの方がより包容力があるもんな。朏って、もう少しライバルっぽい感じがするし。ラスト、お弁当のシーンはいいね。二人の何気ない会話と、どこか助け合って危機を乗り切ったもの同士に通いあう温かい感情が伝わってくる。
 一方、救出に全力を挙げる気特対と地元の皆さん。灰田っていつでも冷静でいいなあ。実は、私は灰田みたいな男は結構好みです(笑)まあそれはともかく、地元の皆さんとの会話にはプロを感じさせてくれた。相変わらず部長はいい味だー 案外すごくいい上司なんじゃないかい?本部の課長やオペレーターの二人、朏とのやりとりは、個人的にとても好きだ。「MM9」って物語のツボの部分が、私にとってはこの対象を分析して言い合っているシーンなので。

 今回出てきた新しい概念「S」。これはいいね!いや、確かに「M」がいるなら「S」がいても不思議はないんだけど(笑)そーゆー意味抜きでね。と言うのも、怪獣が出てくる世界観ならば、Supernatural Beingという存在が確認されてしかるべきと思うからだ。同じモノの別の側面としての存在の「M」と「S」。物語世界の深みを感じる設定で、ちょっと感動しちゃったよ。
 またこれが環境省の管轄ですよっていうのも楽しい設定。でもって、かなり速い段階で、環境省のデータベースのアクセスを要求していた朏は、何気に優秀なんだね。
 それにしてもこんな、現実ではあり得ないと言われる架空の存在が、国家に認識されつつ省庁で担当されてしまうってところが、すげー楽しいんだよな。実際に戦わず知識と分析力で対処って、もしかしてただのかっこいいオタク集団みたいなとこもあるんだけど(笑)それがお仕事として世界を成立させているところに物語の背骨を感じる。

 んでさ、つい気になってしまうんだけど、何故この状況になったかって説明がないよねー。一話のDQNが何故卵を盗もうと思ったのか、って言うのも説明がなかった。徹底的に気特対の目線でシチュエーションを追っている作りなので、完全に意図的にはしょっているんだろうな。この「なぜ」の描かれない部分が気持ち悪く感じる人もいるかとも思う。前回のメヂカラ少女もそーゆーことなのかな…
 超個人的な感想なのだけど、EDの画面にものすごく引き付けられる理由に気がついた。炎と空の色だ。あの赤さがたまらない。そういえばこの番組の「色」はどこか異様で強く、そこに普通な人々が仕事をしている描写が続く。画面そのものから「現実とよく似た異世界」を感じさせてくれるね。










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2010年07月26日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第三話

 密室劇エピ。この「MM9」というドラマを、端的に表した内容。

 一話で出現した巨大な砂浜の痕跡と不気味な卵。二話では蠢く触手とぐちょぐちょの死骸。さあ、どうテンションを上げてくるのかなと思いきや、これが三話目に来るという面白味。Mは出てこないが、ぶっちゃけ私は今までのエピでは一番これが好きだ。
 公務員であり、仕事としてMの出現を予測をしなくてはならない彼等。それぞれの地位と役割と性格が絡み合い、そこに外部からの取材という切り口を加える事で、気特対という集団で働く人々の輪郭をはっきりさせてくれる。
 あらゆる可能性をチェックし、その危険度を判断し、過去の事例を検証・予測する。オペレーターの見つけた「無視できない事案」に一気に緊張感の増すシーンでの、モニタが次々と切り替わる所は非常に良かった。その結果それがMではなかった、という事実が逆にこの物語の面白さだと思う。彼等の対処も行動も、どこかそれが彼等の「日常」である事を感じさせるんだよね。「慣れている」のだけれど「だからこそ仕事の重要性を知っている」んだなという印象があった。
 主人公の朏(今回で名前を覚えた・笑)は、キャラに少々デフォルメされた突飛さは感じるのだけど、今回は女性としての切なさや可愛らしさがあって良かった。汚いトイレの便座で、ヒールを脱いでケータイを弄るところ好き。
 個人的に今回のエピで一番キャラが立ったな〜と思ったのは課長。それまでのらくらしていたのに、緊急事態の連絡に「二分で行く」とうどんを残して席を立つ下りは、食堂のおばちゃんに謝るまでの一連のセリフ回しも含め、彼がベテランなんだなと思わせる。待機を解除した時、新人と朏の肩に手をやるのもいいね。部長もどこか色々な事を飲み込んでいる雰囲気で、相変わらず味があるな。今のところ、常に卒の無い灰田の活躍も見たいものです。

 ところで、中学生記者のあの意味深な視線を持つ少女については、ちょっと私には判断しかねた。裏設定なのか、映像上の遊びなのか、それとも今後の伏線なのか… 彼女の扱いがどこか中途半端で気持ち悪い(笑)メヂカラのある美少女だったよねー
 後細かいところで申し訳ないんだけど、最初の四分割画面の演出、物語全体を見た時にちょっと浮いて感じてしまう。本部のモニタの雰囲気に寄せてあったわけでもないしね。あと第二話で出てきた画面左隅の時報?もあのエピ限りなんだね。「仮面ライダークウガ」みたいに、常に出てくるのかと思ってた。客観性があって割と好きだったんだけど残念。
 ところであの曽我部さんって人、実はラスボスじゃないよね(笑)







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原作本ですね。

 
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2010年07月20日

MM9-MONSTER MAGNITUDE- 第二話

 先週の第一話を諸事情で見損ね、ようやく二話から参戦。楽しみが増えたなあ!

 ほとんど予備知識がなく視聴。それでも世界観が、冒頭の短いナレーションですんなり入ってきた。イメージがわきやすい作りで、親切だな。怪獣を天災に位置づけた為【気象庁】という、非常に的確でありながら何とも肩透かし感のある集団が主役。先ずこの設定が面白いよね。
 そして、独特の色彩を放つ画面がいい。画面全体を彩っている雰囲気が、「日常」と「非日常」を線引きしている。Gが潜伏しているらしい、しきられた空間の異様さ。ロッカーからちろちろと見える髭のような触手。気特対が待機している…庁舎?なのかな。そこもハイテクなんだか古ぼけているんだか、その微妙さがいい按配。
 だからこそ、電車の中のおばちゃんと灰田との会話のシーンの明るさ、温かさが伝わる。灰田の表情も何ともよくて、押さえた画面作りなのに非常に印象的だった。会話と言えば、部長と課長かな?の会話もよかったね。特に部長の切れ者なのかいい加減なのか、その掴めなさ加減が味わい深い。

 さて、でもって今回のエピの主眼は「タメ口ゆとり新人vs真面目教育係女史」なわけだ。で、実は私はこのエピ、最初に見た時は今一つ人間関係とキャラが掴めなかった。二回見てやっと色々掴めて面白味が分かったのだが、これはあの二人のキャラ付けがデータとして頭になかったからだろう。
 なんでそんなにキャラの性格付けがすんなり入ってこなかったのかなあ…と考えたのだけど、恐らく、冒頭いきなり教育係が「グーで殴りたい…」という、女性としてはかなり強烈なセリフを言ったからじゃないかと思う。まだキャラの性格も関係も頭にない状態で、このセリフを聞いてしまったから「???」になってしまった。多分これは、私が第一話を見ていないからで、ちゃんと新人登場のエピを見ていたらこんな混乱はないのだろう。
 新人の子は(名前が覚えられなかった(^^;;; 灰田ってのは印象的な名前なのですぐに入ってきたんだけどなあ)終始掴めない感じで、飄々としていて面白い。堅さが取れてキャラがもっとこなれてくると、どんどん良くなる予感。最後に「終わっちゃえば何でも言える」と一矢報いたのが良かった。
 教育係の方は(名前が…以下同文)、「灰田さんを待って三人で対処するメリットと、その間成長するデメリットを考えれば、私は即対処すべきだと思います」と言い切った時の強さが良かった。このセリフで彼女という「人」が納得できたなー
 Mを相手に柄杓を持って戦うと言う、恐ろしくローテクな画面と緊張感のバランスはよかったし、天井からどさあっと、オレンジ色のアレが落ちてくるのも不気味さと呆気なさが面白かった。男がタクシーで小銭を探している時、あれを見た後ランチにめん類を食べようと思う、女の子達の逞しさはいいオチ(笑)

 にしても!あのエンディング画面には不思議と胸が震えるものがあるな。なんだろうね。すごく好きこれ!!燃える街の色とか影絵でデフォルメされたMとかさ。
 来週も見よう。







ウルトラマン怪獣伝説 -40年目の真実-


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ウルトラマンの正体は、はたして本当にハヤタ隊員だったのか・・・!? ムラマツキャップの家に40年ぶりに集まった科特隊メンバーたちが織り成す、ミステリアスな「ウルトラマン」後日談に、金子修介監督が挑戦!! 「マン」全怪獣の勇姿も観られるDVDオリジナル作品!!

なんかこれ面白そうだー

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