2010年01月15日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO #3「大暴走!レイオニックバースト」

 描かれるレイの絆と業。襲いかかる怪獣バトルによって覚醒する新しい姿。そして光り輝くアイスラッガー…

 相変わらず面白かった。今回も緩急の効いたいいストーリー運びだと思う。前半で正気に戻ったレイが、後半の過酷な戦いで一気に暴走してしまう。途中のボスとの会話が凄く良かった分、去りゆく後ろ姿に胸が痛む。
 レイはアイスラッガーに触れてから、なんとなく正気に戻っている。ボスとのやりとりも自然になったし、なにより温かい雰囲気が伝わった。レイオニクスとして覚醒して以来、時々自分を見失ってくれることを恐れるレイ。それに対するボスとのセリフがいいね!「怖がってくれて俺は嬉しいよ」と。俺達の間に生まれた絆を大切に思っている、だからその絆を失うことを恐れ、心の底から心配している。こういう事を言ってくれるボスはいい漢だ。
 怪獣バトルの前に、「レイ、これはお前だけの戦いじゃない」と言ってレイを送り出すボス。これは前回の「コレは俺の戦いだ!」を受けての言葉だな。でも結局、戦いの中で精神的に追いつめられ、「ふざけるなー!」でレイオニックバーストになっちゃった。それまで完全に自分を保っていたのに…色が黒い、黒いよ!
 ペンドラゴンはペダン星人との睨み合いを続けつつ航行中。レイオニクスが乗るキール星人のスペースシップを、撃墜するか否かで言い争う。「力よりもっと大切な物がある」というハルナに否定的なレイオニクスハンター。彼の境遇を考えると尤もな言い分だよな。気持ちは分かる、故郷を思う気持ちは同じ。地球の彼等と、壊滅状態のペダン星から来た男は分かり合えるのだろうか。

 いきなりヤラレてるアーストロン。ナックル星人強いです。怪獣バトルはゼットンvsゴモラ。おや、ちらりと見えたアイツは戦わないの?と思っていたら、やっぱり幻覚だったんだね。
 まー幻覚とは言え、かなり白熱したバトルでした。てか、プロレス技の連発じゃね?私はあまりそっちは詳しくないけど、跳び蹴り合戦とか、ラリアットとかさ。ゼットンはバク転してたじゃん。あんな戦いを着ぐるみ怪獣でやってのける、ものすごい技だよこれ!最初に見せたゼットンの光線をシッポで跳ね返すところも好きだ。
 超振動波でバリヤーを撃破、と思ったら蘇る。しつこく何度も現れる。見ているこちらもイライラしてくるから、レイの覚醒とシンクロするね。疲れ切ったところでガルベロス登場。追いつめられたレイがバーストしちゃって、ゴモラもレイオニックバーストに!ガルベロス瞬殺。ナックル星人も瞬殺。その上大暴走と来たもんだ。さっきまでの船内で会話していた穏やかなレイとのギャップがすごい。
 暴走に共鳴して動くアイスラッガーがゴモラを攻撃した後、レイの足下にガツンと落下!アイスラッガーが地上から空中を切るように飛ぶ様子は、演出もカット割りもすごくいい。非常に神秘的なアイテムとして登場したね。レイは正気に戻ったかと思ったら、また黒いレイオニクスの姿でアイスラッガーを片手に去っていく。うーん、どうなるんだろう。

 それにしても。夕日に輝くアイスラッガーの美しさ。前回の岩に封印されたウルトラマンのイメージもかなり素晴らしかったけど、この場面もほんと、いいね。またレイが触れたときに受けた戦いのイメージも気になるところ。
 このきれいな映像に「おおー」と思っていたら息子が、「母さん!今、セブンはハゲてるぞ!」とか言いやがった。ええい馬鹿たれっ







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このメモもったいなくて使えない(笑)
 
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2010年01月08日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO #2 レイオニクスバトル

 物語の舞台が見えてくるエピ。ワームホールの先にあったのはレイオニクスバトルの決戦の地、惑星ハマー。一方ペンドラゴンにも動きが。

 ううむ、面白い。レイは強制的にレイオニクスバトルに本格参戦。「何故余計なマネをした!これは俺の戦いだ!」人格豹変するレイ。レイブラッドの意志が彼をここに呼び込んだことや、戦いの中で明らかに理性を失い凶暴になっていること、それがレイブラッドの血であるというのも「特撮的にありだな」と思う。こういう壮大な設定はいい。
 レイオニクスも、フック星人にお馴染みのガッツ星人と、ウルトラシリーズを彩った人語を喋る○○星人の皆さんがこういう形で参加してくるって楽しいじゃん。ガッツ星人は相変わらずだったなー
 また、レイを襲ったペダン星人の事情も面白かった。50年後からペダン星を救うため、全てのレイオニクスの抹殺に来たレイオニクスハンター。惑星ボリスで苦しめられたキングジョーブラックは、その為のロボットだったって言うのもすげーな。圧倒的に強かったのも納得だ。ペダニウム反応に対して「位置は?」「我々の真上です!」から、巨大なドックに拉致られる時の演出はかっこよかった。あと拉致された上エンジンを切り離される、という緊張したシーンで「俺のペンドラゴンが!」「俺の?」ってやりとりをさせるのも好きだ。

 ドラゴvsエレキングは意外とスピーディーな戦い。エレキングの側転?からのチョップは見所だな。羽根を引きちぎるとか、痛そう(笑)最後はどついた末の電撃。それにしてもエレキングかなり強い。これはエレキングが…というより、過酷な戦いを制してきたレイの成長故なのでしょう。
 ミライのペダン星の科学力でパワーアップのペンドラゴン。襲ってきたベムスターに蜘蛛の子ミサイルで応戦。そのあとのペダニウムランチャーがらみのやりとりで、地球側とペダン側の意識の違いが見える展開も分かりやすかった。あの武器の使用ロック解除システム?の認証カードスロット、かっこいいね。カードはアレだけどもwww あと関係ないけどボスの「わいッばぁーんミサイルっ」って言い方、オモロー♪
 ゴメスvsゴモラは途中、危なくなってリトラに助けて貰ったけど、順当に勝ったよなって感じだった。最後は豪快に放り投げてからの超振動波+突き刺しぶん投げでフィニッシュ。

 ペダン星人と行動を共にするハルナ達。ボスと離れて行動しているレイ。そして戦いの後輝く光。そこに刺さっていたのは… いやあ、続きが待ち遠しいですな。







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リムもかわいいけど、やっぱこれだな。

 
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2009年12月31日

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEO #1 レイオニクスハンター

 新シリーズのスタートはスピーディーで波乱の展開。思わず世界に引き込まれた。

 序盤、いきなり襲われるピット星人の円盤。そしてZAPの宇宙基地での穏やかな日常が、レイの拘束と謎の侵入者によって一転する。かなりスピーディーな展開なのだが、全くゴチャついていない。短いセリフのやりとりで現在の状況を把握させつつ、キャラを生かしている。新シリーズの第一話としては申し分のない仕上がりだった。
 バトルナイザーはかなり複雑なものらしい。「俺が調べて構わないのか?お前の大切な物なんだろ」「だからクマさんに頼んでいるんだ」この会話は非常に良かった。そしてメカと有機体のハイブリッドであることが分かる。なんじゃそれ(笑)まあでも、中から怪獣が出てくるわけだし、ありっちゃありだな。
 前半でレイやペンドラゴンのメンバーに、余りいい印象を持っていなかったアトウが、レイのことを報告していたというのも面白い展開。キャラの配置に納得できるね。そしてその後の処置もごもっともな訳で、拘束されたレイを「仲間だ」と断言するボスの頼もしさはいい。いやあこのボス、ホントいい上司だよ。
 ビット星人を襲った奴が基地にも!大爆発する基地からの緊急脱出は緊迫感溢れていてよかったね。ボスの危機一髪を高い身体能力で助けるレイ。ペンドラゴンとゴースタードラゴンに別れて脱出。立ちふさがる障害物をミサイルで撃破… この一連の演出が素晴らしい。しかもワームホールに巻き込まれて…と、かなり濃い展開だった。仲間とも離ればなれ。いやあ、どうなるのかなあ。

 ワームホールを出た先の惑星に不時着、そして目の前にはゴメスとマグラー!戦ってますよ。そこにゴモラが加わって、三つ巴の戦いになって面白かった。跳ねたり振り回したり、怪獣の動きがものすごくダイナミック。豪快に投げたりローリングアタックしたりと、相変わらず見所たっぷりだな。怪獣達の戦いが生き生きしている。
 マグラーを超振動波でやっつけて、さてゴメスと思ったらカードになって消えた…レイオニクスだ!ついにレイオニクスのバトルロイヤルが始まるのか。ゴモラを呼ぶとき、バトルナイザーの形が一瞬変わって見えたのも気になるね。

 主題歌、中西圭三。彼の声はヒーロー向きだと思う。「おかあさんといっしょ」のパワワップ体操を聴いたときも思ったけど、声の明るさが子供向け番組でも心地いいんだよね。
 ちょっとヤバいくらい面白い「大怪獣バトル」なんですけど。続きも楽しみだなあ。EDあとの大怪獣バトルファイルも、オキとクマさんのやりとりが楽しくて大好きです。







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ボーンフリー見てたなあ〜

 
posted by K at 17:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 大怪獣バトル

2009年12月25日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #13 惑星脱出

 「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」としての最終回。謎解きはもちろん、仲間との絆が描かれており、13回のシリーズ構成の巧さを感じさせた。

 「レイオニクスバトル」の目的は、勝ち残った最強のレイオニクスをレイブラット星人の後継者とすることだった。つまり宇宙の支配者って事か。怪獣のダメージが怪獣使いにも影響するのな。まあ分かりやすいよね。
 一騎打ちの中で、レイモン覚醒を願う姉。「お前は所詮、レイオニクスの器ではなかったのか!」など、戦いの中で感情が露わになるのが面白い。レイのようなレイオニクスが宇宙には大勢いて、その中で生き残らなくてはならない厳しい宿命を背負う弟。戦いの中で鍛え覚醒させるための存在としての彼女だけど、レイに対する思い入れが感じられる。別れ際に「必ず勝つのよレイモン…私の弟よ」と優しく語りかけるのもよかった。
 そしてレイオニクスとしての運命が大きく動き出すと同時に、人としての仲間との絆が描かれているのもいいね。後20分で脱出、というときに、ウルトラマンの谷に駆けつけるボスとハルナ。時間ギリギリまで待つ決断をするオキとクマさん。今までの12話で積み重ねてきた信頼があるから、最後の「俺は人間じゃない、一緒には行けない」と言うレイに「あなたはペンドラゴンの一員よ!」というセリフに説得力がある。ボスとハルナに背を向けていたレイが、振り向いたときの表情が凄くいい。「ありがとう、レイ」のシーンの笑顔も、序盤の無表情から考えると随分変わったなあと思うのだけど、その変化も自然だったと改めて感じた。

 ゼットンvsゴモラ、序盤肉弾戦は結構互角。でも光線技は跳ね返されてから、徐々に不利になっていくのが分かりやすい。ゼットンのシッポを持って背負い投げはダイナミックだなー 
 ハルナを庇ってゴモラが倒れたところで、キングジョーブラック乱入!キングジョーvsゼットンはボスクラス同志という貫禄で五分五分。人型同志だから戦いもスピーディーで大胆に感じた。
 戦いの中、ボスとハルナの目の前で、レイは金色に輝きついに覚醒する。同時にゴモラもEXゴモラに!とげとげしくて凶悪だ(笑)パワーの違いが分かりやすい戦い。自在に動くシッポもすごいな。アルマジロみたいに丸まったりして、ポイントで使われているのCGがナイス。グレードアップ感がある。全身から超振動波を出して一気にゼットン撃破!すげーな。
 戦いの後、ウルトラマンにエネルギーを与えるレイ。岩がパリーンと割れるシーン見て、ちょっと宇宙戦艦ヤマト思い出しちゃったよ。(最近映画も見に行ったからさ…)ようやく発進したペンドラゴンを襲うキングジョーブラック!そこに助けに来てくれたのはウルトラマン!そうなるだろなーと分かっちゃいたけど、マジ嬉しくなったね。キングジョーを羽交い締めにしたまま雲海に消えていくウルトラマン。「ウルトラマンは不死身です!」と言うオキの言葉を信じましょう。

 いやあ、13話が上手くまとまっていたなあ。どのエピも面白かったし、怪獣同志の戦いも見所が沢山あった。続きのNEOが楽しみです。






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マントも金だよ!

 
posted by K at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 大怪獣バトル

2009年12月18日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #12 レイブラッド

 謎解きエピ。ついに明かされたレイの出生の秘密。そして刻一刻と迫る破滅の時を前に、急ピッチで脱出の準備が進められる。次回はクライマックス!

 やはりレイはあの謎の赤ん坊でした。かつて宇宙を支配していた強大な力を持つレイブラット星人の遺伝子を受け継ぐ地球人、なのだとか。ちょっとニュアンスは分かりにくい。地球人の遺伝子を持つレイブラット星人…ならもうちょっと分かりやすいのだが。まあ、余りその辺は追求しないで流した方がいいのかも。
 とにかくこれで、レイに記憶がない理由は分かった。生まれたばかりだから最初から記憶がないって事だね。超人的な身体能力もレイブラット星人の力だし、「あの姿」が元来の彼のもので、戦うことである段階で覚醒し、その力を完全に自分のものにすると言うことなんでしょう。レイモンが本当の名前、しかもあの人、姉なんだって!でもってOPナレでナニゲに出てきたけど、謎の女の名前、ケイトっていうんだ。唐突だなー(笑)
 しかし覚醒してしまったレイはどうなるのか。レイ自身もそれを不安に思っているようだし、ペンドラゴンの仲間との絆を思って揺れている様子。「ボス、俺がもしペンドラゴンに戻らなかったら、その時は構わず出発してくれ
…」のあとの「なんだって?」のボスの言い方はとてもよかった。こういうリーダーは最高だね。

 「お前の覚醒を促すには丁度いい相手」なーんて言われつつ、三体で戦うもゼットン強い!ちゃんとバリヤーも、光線技跳ね返しも使ったし。てか、なによりゼットンが素早い動きで格闘するの面白いです(笑)
 格闘シーンがたっぷりあって、見所もたくさん。三体ともそれなりに戦ってるし反撃もするんだけど、ゼットンの横綱相撲っぷりが素晴らしい。エレキングなんて掴んで放り投げられてたよ(笑)ゴモラも超振動波は破られ、跳び蹴りも対して効かず、シッポアタックもも捕まれて投げられる。ゼットンの短い足を振り上げてのかかと落としには笑っちゃった。でもって、ちょんちょん突き回すリトラかわいいですな。
 エレキングはカードに戻っちゃったけど、倒れたと思っていたリトラが再び科学忍法火の鳥(違)してくれたのと、超振動波とで連携して、無理矢理あのバリヤーをやぷる!ぶっちゃけ頭のいい戦い方ではないとも言えるのだけど、その力押しがなんとも「大怪獣バトル」な感じでいいね。結局ゼットンは倒せなかったわけだけど、「あんだけ強いからなー」って素直に感じられる。その位の強さだった。再戦はどうなるのかな。

 救難信号を受信してくれた!という喜びもつかの間、キングジョーブラックに救援部隊は全滅。おまけに人口太陽まで落下してくる。「考えていても始まらん!最後まで諦めるな」というわけで、急ピッチで脱出の準備が進められる。その時の緊迫感溢れるシーンはなかなか。正直出演者もセットも決して多くないのだが、細かいカット割りやセリフで十分に描いている。
 38時間というタイムリミット。未だに去らぬ脅威・キングジョーブラック。果たして生き残った人々は惑星ポリスを脱出することが出来るのか?
 そしてもう一つ、ウルトラマンはどうなるのか。岩になっても、人を守るため結界を張り、覚醒するレイに歯止めを掛けてくれていた光の巨人。彼は復活するのだろうか。今回は最後の怪獣コーナーもウルトラマン語っていたけど、その時の二人のやりとりがなんとも雰囲気が良くて、人々に愛される存在としてのウルトラマンを再確認した感じすらした。ドラマ全体のボルテージを上げつつ、次回に続く!







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これはやっぱ男性用のアクセなんかね。

 
posted by K at 14:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 大怪獣バトル

2009年12月10日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #11 ウルトラマン

 大きな展開を見せたエピ。ついにレイに呼びかけていた岩の巨人が眼前に!

 レイの記憶の中の少女カレン。レイのことは知らないが、あの隕石と友に現れた謎の赤ちゃんを助け、世話をしていたらしい。しかも突然光って消えてしまったのだとか。レイが「どこかで会った気がする」と言い張っているところからして、恐らくその赤ちゃんがレイじゃなかろうか。ま、彼の出生と記憶の謎についてはまだ引っ張るようだね。
 そして彼女の案内でついにレイが岩と化した光の巨人・ウルトラマンと対面したね。今回このシーンが一番のポイントだった。クライマックスとしての持って行き方も良かったね。今まで怪獣が寄りつかなかった島に現れた超獣。撃退したものの、アトウに疑惑の目を向けられるレイ。アトウは前回から、少々突っかかった態度を取っているのもあって、今回の行動も自然に感じた。そしてカレンの「きっと巨人の声が聞こえなくなったから…だから怪獣が」という言葉。一気に意識がウルトラマンに向けられる展開でよい。
 「もうすぐ助けが来るって励ましてくれた。でももうその声が聞こえない」突然ウルトラマンの声が聞こえなくなったのは、エネルギーが尽きかけていたからだったわけだ。
 何度見ても、あの岩となって動かないウルトラマンのビジュアルは美しい。なによりも、岩になっても、ウルトラマンはウルトラマンだった。自分の命を削って島に結界を作り、怪獣から人間を守り惑星を脱出しろ!と語りかける。なんかもう本当に、ウルトラマンという純粋な光の存在の愛には言葉がないよ…

 「怪獣じゃありません、超獣です!」今回は前半にベロクロンとドラゴリー。ベロクロンは口からミサイルのうにゃうにゃした出方がいいですね。ゴモラは登場からして、カードから実体化していきなりのダイビングアタック。体をぶつけ合う重量級の戦い→ミサイル攻撃に倒れる→ペンドラゴンの援護→「立て!ゴモラ!」で一気に加勢に。この畳み掛けるような反撃がとてもよかった。短い足を振り上げてのキックとか、迫力があって愛嬌もある(笑)
 乱入ドラゴリーvsエレキングはドツキあい。四匹がそれぞれペアを組んで戦うカットは、横長の画面を生かしていてナイス。
 今回のゴモラは突き刺し、超振動波から角を上に振り上げて投げるフィニッシュ。関係ないけどこのゴモラの突き刺した状態での必殺技は、ちょっとアルカディア号のラム戦を思い出すんだよな。エレキングもゴモラの加勢を受けてしっかりトドメ。勝利の雄叫びを揚げる二匹が微笑ましい(笑)
 そしてウルトラマンとの出会いを挟んで、ゼットン襲来!あー、盛り上がるね。こいつ、姿形はベテラン漫才師宮川大助・花子の大助ににてる気がするんだけど(笑)(誰も共感してくれない)、やっばあの効果音と「ぜぇーっとぉーーーん」っていうこもった声がたまらんのよ。爆炎から出てくるゼットンのカットもいいね。颯爽とリトラに乗って駆けつけるレイと、召還された三匹の怪獣!ってとこで続く!ですか。来週楽しみだなあ。

 ハルナ兄妹の、スビーダー二機の華麗な飛行テクはかっこええなあ。ゼットン慌ててた(笑)
 ワンポイントワンポイントで調子っぱずれなオキは、確かにそれっぽいけど、ちょっと今回はやりすぎな気がしたかな。そこまで空気読めない子じゃないはず。一方冷静にちゃっちゃと修理を頑張るクマさんはブレません(笑)
 そしてゼットンを放ったのは、やはり第二の怪獣使いの女性なのか。キングジョーブラックは今回は姿を現さず。怪獣バトルも盛り上がってるぞー







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キューブリックあったのか。やべえ、かわいいw

posted by K at 22:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 大怪獣バトル

2009年12月03日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #10 予期せぬ再会

 ヴィンセント島には生存者がいた!近付いてくるスペースペンドラゴンを確認した彼等の短い会話で、ボスと旧知の仲であることが分かる。海岸に着陸しているゴースタードラゴンの遠景は、すごくきれいな映像。生存者がいるなーって感じ。こういうカット好きなんです。期待通り、副長のお兄ちゃん生存!泣きながら抱き付くハルナの可愛らしいこと。この兄ちゃんが又、なんとも頼りになる雰囲気がある良きリーダータイプの男で、いい感じだ。
 53人の生存者がいたというのも、物語とはいえ嬉しかった。今まで描かれていた破壊された基地の状態が、余りに悲惨だったのでね。何故かビンセント島にだけは怪獣が近付かない、ウルトラマンがいるから?っていうのも面白い。故障したゴースタードラゴンの修理に必要な部品を取りに、ペンドラゴンで離れた場所に補給基地に向かうというのも無理のない展開と思った。
 「ハルナ」「「はい!」」「…妹のほうだ」こういう会話好きだなあ。あと、一人レイがダイチに降り立つときに、ハルナとの間に「気を付けて」「…ああ」なんてやりとりがあるのもいいね。ハルナはほんとにいいキャラだよなー 思わず熱くなってしまうレイを「このままじゃ全滅よ!」と諭したり、初めての敗北に悔しがっているところに「口惜しいんだ…なら大丈夫。その気持ちがあなたを強くするわ。ごめんね 、偉そうなこと言って」序盤のアレが嘘のよう。なんだこのツンデレ!(笑)

 怪獣はノーバとサラマンドラ、ルナチクスと豪華なそろい踏み。三匹揃って補給基地に陣取ってる姿がかわいいんですけど(笑)「いや、任務を続行しよう。諦めたらそこで全てが終わる!」とか、こういうセリフはウルトラだねー
 ゴモラの超振動波でノーバ瞬殺。呆気な!(笑)そのあとの2対1の肉弾戦は、ルナチクスの豪快なジャンプとかあったりして面白くなりそうだったのに、チーム・キングジョーさん達乱入。今回は合体しました。さすがにキングジョーについてはクマさんがコメントするんだね。最後のアレも彼が生き生きと解説してた(笑)
 しかし強いなキングジョーブラック。ゴモラ、エレキング、リトラと初の三体同時攻撃!も歯が立たない。動きもきびきびしてるし、重火器強いし、ピンチになったらバラけて逃げるし。すっかりフルボッコにされちゃった。
 ルナチクスとサラマンドラはどーなったのかと思って録画を見返したら、キングジョーが飛行体で出てきたときに一撃でヤラレてるのな。こちらも呆気な!

 何故か急に「呼びかけ」が感じられなかったウルトラマン。やはりこの島のどこかにいるらしい。てなところで振り向いたら少女!あのペンダントの写真の女の子だ。美少女ですよ!隕石の謎の赤ん坊と、レイの記憶、そして少女を結ぶラインが見えてくるのか?









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怪獣版モンハンてとこか。…て、イモト!イモトがCMに!!(笑)


 
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2009年11月27日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #9 ペンドラゴン浮上せず!

 謎の円盤の急襲に危機的状況に追い込まれたクルー達の、必死の努力と互いへの信頼。特に大きな展開はないが、なかなかの良エピと思った。

 当初の目的地、ヴィンセント島に近付く謎の4つの熱源。なんとキングジョーブラックでした。こいつらの問答無用の攻撃でペンドラゴンは海に水没。追跡してくるビームを避けて飛ぶスピード感や、海面ギリギリで避けるシーンは迫力があった。やや避けきれず船尾で爆発する画面もいいね。海溝直前での急ブレーキなど、この辺は副長ハルナの見せ場だった。副長の操縦の腕の確かさ。あわやという時に、レイの操縦桿のフォローと、そのあとのお礼を言うシーンの初々しさが可愛らしい。
 そして珍しく焦るクマさんとボスの会話。「魔法でも使うつもりか?」(中略)「ボスがお望みなら!」なんて思い出話も挿入されたりして、キャラの性格と同時に、彼等の付き合いの長さも感じさせる。
 また、アリゲラの群れへのオキの対応も的確&冷静でよかったね。和み系のキャラの彼だけど、やはり優秀なんだね。生物学者だしね。でもってオキ的には、キングジョーは怪獣とは見なされないんかw
 とまあ、それぞれがそれぞれの能力を生かした活躍をすること、彼等らしいセリフを言うこと、そしてその行動に対する他のメンバーのリアクションやレイの絡め方など、無駄なく丁寧に描かれていた印象。ハイタッチを知らずに唖然とするレイのシーンとか、なかなか。

 今日は怪獣も沢山出てきたけど、調べてみたらキングジョー以外、全部メビウス系の怪獣なんだね。アングロスvsグロマイトは、グロマイトが四つ足なので、体当たりを多用するパワー戦で楽しかった。けど、キングジョーの乱入で一気におしまいに。円盤状態でも強いなコイツ。
 先週ゲットのエレキングを、今回は怪獣バトルに出しました。早速活用してくれるのは嬉しい。ゾアムルチvsエレキングの水中肉弾戦はダイナミック。エレキングの両足跳び蹴りとか(笑)しっぽまきつけての電撃でフィニッシュでしたね。
 むしろびっくりしたのはその後。エレキングで充電しようとしたら、リムエレキングになって出てきました(笑)なんでなんで?しっぽをアナに突き刺して充電、ちょーかわいい。ちゅーかこれ、まんまピカチュウだな(笑)レイ自身も首を傾げていたけど、これは後々説明されるんでしょうか。ま、期待しないでおこう。
 一度海溝に落ちて急浮上の画面のかっこよさ!スカッとするね。「魔法使いはお前の方だよ。いや、怪獣使いか」のオキのセリフ、ゾアムルチの出た回で言うのも洒落てる。

 そして「もう一人の怪獣使い」再登場!黒いコスチュームかっこいいな。でもキングジョーブラックとは関係のない様子。キャラの配置が面白い。どうなる次週?








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ちくしょー、黒いだけなのにかっちょええじゃねーか♪

 
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2009年11月20日

ウルトラギャラクシー・大怪獣バトル #8「水中の王者」

 エレキング、ゲットだぜ!新たな戦力追加エピ。

 今回は人間関係やキャラの掘り下げと言うよりも、迫力のある怪獣バトルを楽しんだお話だった。
 いきなり初っぱなからケルビムvsアーストロン。ケルビムの長いシッポの使い方が面白かった。でもって死んだふり?するアーストロンが、起き抜けにケルビムの耳?をひっちゃぷったのは「うわあああ」って声出ちゃう(笑)
 そして水中で戦うエレキングとアーストロンとゴモラvsエレキング。今回見所のひとつは水中戦でしょう。浮力の使い方が面白い。巨体を水に浮かせてのキックとかね。あと地上戦でもやっていたけど、シッポや光線の攻撃をジャンプで避けるって、妙に新鮮味があった。電撃で危機一髪の所をカードに戻せるってのは、設定として便利だよね。
 二回あったゴモラとエレキングの戦いは、単純など付き合いがほとんどだというのに、すごく面白く感じるんだよね。こちらもシッポの使い方が良かった。他にも転がったり、体当たりしたり、足を掴んで持ち上げたり、まー多彩だわ。あと、ゴモラが背中を向けたとき、背後からのビームをさっとよけてシッポで反撃したシーンはかっこよかった。
 エレキングは水中でシッポを巻き付けて放電していたけど、湖全体が感電とかしないの?…まあいいか。

 ソリッド鉱石が大爆発をするかも知れない!ということで、物騒なエレキングの捕獲作戦。水中ドロンを追ってくるエレキングにネットを投下するわけだけど、作戦を遂行するメンバーの緊迫感は良かった。
 今回は余り人間ドラマはなかったけど、こういうシチュの中で互いがすべき事を役割の中でこなしていく、という物語は好きだ。今までのアレがあるからこそ、「任せろ!」と言い切るレイやそれに頷くボスの表情が生きてくる。
 湖の中には他の海獣はいない。よせつけなかったんだろう…という辺り、エレキングへのリスペクトが感じられるセリフだった。そして新たな仲間としてエレキングがカード化されるというのも、かなり嬉しい展開。「こいつが求めたんだ、新たな戦力として…」あのバトルナイザーには意志があるんだろうか?

 謎の救難信号とウルトラマンのフラッシュバック。ヴィンセント島には何が待つのか?!石化しているウルトラマンの姿は、かなり衝撃的ではあるが美しいビジュアル。思い出すたびにレイが辛そうなので、早く辿り着かせてあげたいね。






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いけ!ゴモラ!!

 
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2009年11月14日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル
 #7 怪獣を呼ぶ石

 謎が一つ解け、新たな布石が提示されたエピ。怪獣達も沢山出てきて、大怪獣バトル!って感じ。余り殺伐として感じないのは、ウルトラ怪獣の愛嬌故か。

 あっという間にスピーダーを乗りこなす、レイの恐ろしいほどの飲み込みの早さ。これは失われた記憶なのか、それとも常人を超えたレイのポテンシャル故なのか。今回のエピで、初めてレイの記憶そのものについて、深く関わってきた。
 突如、時空エネルギーに襲われるレイ達の載ったスピーダー。不時着した先には、レイの見たことのある景色が広がっていた。ZAPの研究施設で拾ったペンダントの写真にも、何かを感じるレイ。
 その後拾ってきた端末の映像から、惑星が壊滅した理由や、ペンドラゴンが時空エネルギーに襲われた原因が、四次元怪獣ブルトンのせいだったことが判明する。一つの謎が解決すると同時に、謎の赤ん坊という新しい謎が後を引く。どんどん謎ばかり増えていかないところが有り難い(笑)

 フログロスvsリトラはものすごく呆気なくリトラの勝利。小さいけど案外強いのよね。そしてブルトンはぶにゃぶにゃと転がるだけなんだけど、呼び出す怪獣がネロンガ、テレスドン、レッドキングと、かなり豪華な取り合わせ(笑)ゴモラは一度に三匹相手だけど、あまりダンゴになって戦わなかったな。主にネロンガとゴモラ、テレスドンとリトラ。レッドキングはなにしてたんだ?(^^;;;
 ゴモラはさすがに強く、シッポの使い方が上手いっすね(笑)あと相打ちして頭抱えるテレスドンかわいい。それを利用して、テレスドンにブルトンの触覚みたいなのを焼かせ、時空エネルギーの放出を止め、ワイバーンミサイルでブルトンを撃破。その後にテレスドンをゴモラの重力波で…と、順序立てて一体ずつ倒していくので見やすかった。最後のレッドキングとの肉弾戦は、アップでぶつかるたびに震える画面が、重量級って感じの演出で好き。リトラとの連携での勝利もよかった。

 スピーダーを乗りこなすシーン、副長も言っていたけど、レイの無邪気なはしゃぎっぷりはかわいらしかった。謎の多い無愛想キャラだったのに、随分変わったなあと思う。それが余り突飛ではなく、「ああ、こんな麺もあるんだな」という見せ方になっているのは、物語の中でキャラが生き生きとしている証拠なのかも知れない。
 あと、クマノってクマさんって呼ばれてるんだね。今までそんな呼ばれカタしていたっけ?なんとなく、その呼ばれ方が彼っぽいなと思った。廃墟で銃のホルダーに手を掛けるボスの描写とかも、序盤のレイとのやりとりを思い出した。こういう細かいところなんだろうな、キャラに血が通うのは。






DXスペースペンドラゴン


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データカードダスのカードに連動しているらしいよ。

posted by K at 21:16| Comment(0) | TrackBack(2) | 大怪獣バトル