2010年09月09日

仮面ライダーW 総括・前編

 先日、「仮面ライダーW」が1年間の物語に終止符を打った。
 この場を借りて、改めて「仮面ライダーW」に関わった方々全てにお礼を申し上げたい。1年間楽しかったです。どうも有り難うございました。



 今更だけど、ちょっと総括を書いてみたいなと思う。
 一つのエピソードを、前後編の二話できっちりと描き、尚且つ大河的にもちゃんと最後まで走り抜けた「仮面ライダーW」。『平成ライダーはちゃんと完結しない』と言われ続けてきたが、今回はそういう意味でも完成度が高かったのはファンとして嬉しい。



 とは言え、残念だった部分が全くない訳ではない。私は好物は最後にとっておく主義なので(笑)、先に不満点を少々書いておきたい。

 まずなによりも一番残念に思うのが、主役である翔太郎の描写だ。もっと活躍しても良かったのではないかと思う。彼がいたから勝てた、彼がいたから救えた、というエピを、後半にもっと持ってきて欲しかった。
 物語が進むにつれ、パートナーであるフィリップと途中参加のライダーである照井竜が、非常に濃くて面白いプロフィールの持ち主である分、ドラマの比重がそちらに傾いていた気がする。どうしても翔太郎のエピソードは彼等二人に比べて弱く感じてしまうのだ。立ち位置的に少々、エピソードの脇役になってしまっていた時も多い。
 しかし翔太郎と言うのは、狂言回しではない。むしろこの物語を通しての主役は、やはり翔太郎なのだとラスト三話を見たならハッキリと言えるだろう。物語を影で操っていた謎の女・シュラウドにとって、邪魔者でしかなかった翔太郎が、最後の切り札として存在したこと。データ人間だったフィリップに人間らしい笑顔と優しさを与えてくれたのも翔太郎だったと言うこと。仮面ライダーWは二人で一つの存在であり、どちらが欠けてもヒーローとして完成しないのだ。
 その優しさ故に判断ミスをするが、だから誰かの心を救う事が出来る男。そんな翔太郎の強さとヒーローとしての可能性を、もっと物語の中で描けていたら、より物語に説得力が増したのではないかと思う。

 そしてもう一つは、やはり園崎家についてだ。
 恐らく園崎琉兵衛は井戸に落ちた息子を助ける過程で、なんらかの地球の意識とアクセスしたのではないか…と思われる。彼の野望の動機がなんであったのかはっきりしないので、途中の若菜の豹変についても今一つ伝わらない。少なくとも琉兵衛も若菜も何者かに洗脳されたのではなく、自由意思で行動していたのではないか、とは思うから特にそう感じるのかもしれない。
 物語も後半に入って、ある科学者が園崎家の援助によって自由に研究が出来る事に魅せられ、家族を捨ててしまったというエピソードがあった。園崎家は「地球に選ばれた家族」だったのだろうが、そこから闇に堕ちてしまった過程は、何となくこの科学者のエピで匂わせているような気がした。琉兵衛も地球の記憶にアクセスすると言うとてつもない研究の前に、家族への愛が変質してしまったのではないかと。その辺は割と納得出来たんだけどね。
 また、復讐の鬼となって陰でライダーを操っていたシュラウドが、どのようにしてその肉体を保っていたのかも明かして欲しかった。なにやら包帯を巻いて首あたりにメモリをさしていたようなのだけど… その辺の説明がなく、単に九死に一生を得ただけにも見えるので、最終回で命を落とすシーンが唐突に感じられてしまう。
 園崎家という存在が、この「仮面ライダーW」の中で非常に大きく面白い存在であるがゆえに、その根源的な「なぜ」が後1歩踏み込めていたらなあと、個人的に少々残念かなと思う。




 本当はもっとスッキリまとめて賛美モードに移りたかったのだけど、そこまで書いてると長くなるので、とりあえずこの辺で。文句ばっかり言ってるみたいになっちゃって申し訳ない。
 でも、1年間本当に楽しんだんだよ!







仮面ライダー W 変身ベルトのみ(ガイヤメモリなし)


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フィリップとの別れでドライバを閉じるシーン、良かったよね。


posted by K at 22:36| Comment(0) | TrackBack(1) | 仮面ライダーW

2010年08月29日

仮面ライダーW 最終回「Eにさよなら/この街に正義の花束を」

 最終回。「仮面ライダーW」はその物語を走り終えた。見終わって清々しい気持ちになる、良いラストだったなあと思う。この場を借りて、この作品に携わったかたがたに感謝の気持ちを。一年間とても面白かったです。どうも有り難うございました。

 並列に描かれる二つの時間。
 なかなか最後にトリッキーな構成を見せたと思う。見返すと、ちゃんと若菜のシーンは白からのフェードインしていたり、回想シーンである事が描かれているんだけどね。これ子供たちは分かったかなー(^^;;;

 一つの時間軸は、一人でライダーとして戦い、街を守ると決めた翔太郎の一年後の物語。翔太郎はフィリップのことを忘れられず、常に存在を近くに感じている。最後の検索の言葉が残ったホワイトボードが哀しい。
 そこへ、「姉さんを取り戻してくれる?」と、あのフィリップの願いを彷彿とさせる依頼をしてきたのは、幼い少年。完全な人なんかいない、人を頼るのは当然ですよと、まーこまっしゃくれたガキなんだが、中途半端におやっさんの言葉を使う辺りが微妙にムカつくな(笑)
 「本当は一人では何も出来ないけど、無理矢理一人で頑張っているだけさ」そんなやせ我慢がハードボイルド、なのか。でもまあ、そうなのかもな。やせ我慢っていうのは、自分の足りない部分を 分かった上で、強い意志力で目標を成し遂げる姿勢なんだから。
 あの少年がしたことが、果たして勇気なのかはちょっと分からない。姉を助ける為に一人で姉のかばん(に、入ってるメモリ)を届けに行ったって事なんだろうけど… ただ、翔太郎はちゃんと万が一の安全策を打った上で少年を見守っていた訳で、そんな彼の気概をよしと認めたようだ。この辺の懐深さが、翔太郎の成長の証なのかもしれない。序盤の翔太郎自身を思わせる未熟な青年を、成長した翔太郎が認め助けてやるって、いいじゃんね。
 ロストドライバを使って、仮面ライダージョーカーに変身!映画版限定かと思っていたら、最終回でも見られて嬉しい。Wに比べてジョーカーのアクションは、ちょっとストリートファイト風のチンピラアクション(笑)なんだけど、結構好きなんだなこれ。後ろ回し蹴りとかね。アノマロカリスやコックローチをびびっと圧倒。ライダーキックも見せてくれた♪

 そしてもう一つの時間軸はフィリップが消えたあの日から、眠り続けていた若菜が目覚めた頃。こちらはフィリップと園崎家の物語ではないかと思う。
 フィリップが消えてしまった事を知って、自分の身体を与える事を決意した若菜。シュラウドとの会話で、「家族だもの」「若菜…あなたは思うようにするといいわ」と母親らしい言葉をかけるシュラウドに「母様…!」と呼びかける若菜。このシーンも良かったなあ。
 個人的に残念に思っているのだが、シュラウドについてもう少し説明があっても良かったかなあと。特に、彼女の肉体はどのようにして保たれていたのか?という部分だ。家族を裏切った夫に対しての怨念の塊として生きてきたから、夫を許し子供たちの行く末を見定めた今は、もう生きている必要はない…ということなのだろうけど。
 シュラウドの助言に従って、再起動しガイアインパクトを自分自身に行った…これが肉体の再構成と言う事になるのだろうか…若菜。フィリップと園崎家の人々との再会のシーンには泣いたよ。途中から彼等の服装が、「もしもそのまま普通の家族だったら」こんな感じだったのかな、という雰囲気に変わっていたのも印象的だった。シュラウドは何故か包帯を巻いたままなんだね…
 「人類の未来の為に地球を変えるのは園崎の使命」「私達は地球に選ばれた家族だからね。この星の中からお前を見守っているよ」恐らく、若菜が地球の巫女になることを決意させるだけの、大きな動きが地球にあったのだろう。それを知らされる事で、星の運命を背負った家族が、過ちを犯して道を踏み外し互いを憎み合い破滅に陥ったのだが、未来を息子に託す事で再生した…そんなことを感じた。若菜と冴子が互いを支えあい、皆が優しく微笑んでいた表情は胸に沁みた。

 序盤から、誰かのカメラが翔太郎を覗いているような描写があったので、もしやと思っていたら案の定のフィリップ復活!もうこれは素直に喜ぶしかないだろ!てか、どさくさまぎれに竜に抱きつく亜樹子なにやっとんじゃゴルァ!(笑)
 EXEなんつー、ガイアメモリ売買に関わるグループのトップであるエナジー・ドーパントを、仮面ライダーWに変身してサイクロンジョーカー→ルナトリガー→ヒートメタルと華麗にフルボッコ。バックに流れる主題歌もすごく気持ちがいい。そしてラストに「さあ、お前の罪を数えろ!」で終劇。これで決まりだ!

 翔太郎の物語、そしてフィリップと園崎家の物語。最終話で二つの軸をちゃんと描いたのは、本当に満足度が高いなと思う。
 二人で一人。だからこそ、一人で戦える強さが必要だ。それは依存ではなく、支え合う相棒となる。うーん、面白かった。一年間ありがとう、仮面ライダーW!
 …気が向いたら簡単な総括を書こうかなと思っています。








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いやー、この二人に会えなくなるのは淋しいなあ…

 
posted by K at 23:41| Comment(3) | TrackBack(32) | 仮面ライダーW

2010年08月22日

仮面ライダーW 第48話「残されたU/永遠の相棒」

 ラストエピ・後編。二人で一人の仮面ライダー、最後の変身。

 「仮面ライダーW」の一年間続いた物語の、もしかしたら実質的な最終回なのかもしれない今回。私は改めて考えさせられた事がある。「平成ライダー」は【普通の人がヒーローになるまでの物語】だったのだと。これはブログの中で再三書いていたはずなのだが、この「仮面ライダーW」でも繰り返し言いたい。
 普通の人とは心優しい翔太郎であり、彼はハーフボイルドと呼ばれ続けてきた。しかし、人への優しさにおいては、彼が尊敬するおやっさんも変わりはない。彼等二人の違い、誰かを守るヒーローとしての格の違いとは「覚悟」だったのかもしれない。

 仮面ライダーWは二人で一人。同じ罪を背負い戦い続けて来た二人。フィリップは翔太郎から愛や感情、仲間との絆など、ヒーローとして戦う為の動機と真の強さを得た。そして翔太郎はフィリップからヒーローとして戦う資格を与えられていた。
 「約束してくれ。例え一人になっても君自身の手でこの風都を守り抜くと」「約束なんて出来ねえ。自分に自信が持てないんだ」この会話。翔太郎は、自分がライダーとして戦い続ける、「フィリップが信じてくれる限り折れない」と誓っていた。しかしそのフィリップが消えてしまうということは、その支えの部分が消えてしまうことにもなるのだ。
 しかし翔太郎は、彼の心優しさ故に、本当にフィリップにとって大切な事、叶えなくてはならない願いに気がつく事が出来たのだ。だから一人でおやっさんの白い帽子を身に着け、ユートピアに立ち向かった。
 「身体一つになっても食らいついて倒す、その心そのものが仮面ライダーなんだ!」この台詞にはしびれた。また一人の青年がヒーローとして、歴代の仮面ライダー達と並び立った瞬間だと思った。

 加頭、まさかのNEVER。そして彼の冴子に対する打算か皮肉丸出しに見えた愛の言葉の数々が、実は本気だったと言うのも大きなどんでん返しだ。またその冴子は最終回で素晴らしくかっこよくて、死に際も美しかった。「何故私を拒絶するのです?」「園崎をなめてるからよ」こーゆーの好きだわ。
 嘆くフィリップに笑顔を取り戻す為、単身ユートピアに挑む翔太郎!主題歌とともに現れ「邪魔しに来た」と言った時はゾクッとしたよ。あの帽子を使って攻撃を交わせたのは、あれが波動攻撃だったから?余りその辺の理屈はよく分からなかったけど、画的に燃えだったのでよしとする。ガジェット達も総出演で一気に逆転!てのもなんともいいね。
 「ひとりでよくやったね、すごいよ」「君が友である事は僕の誇りさ」と、いつものあの表情、あの口調で言うフィリップ。そうだね、この顔が見たかった。
 「最後の…変身!」一気にエクストリームに。人が生きるための感情を吸い取って自分の力にするユートピア・ドーパントに対して、強い感情でかえってダメージを与える。所謂ヒーロー作品で「強い思いが力になり、勝てないと思っていた強敵に勝つ」という鉄板の超燃えパターンがあるのだが、それをしっかりと魅せた。エクストリーム無茶苦茶強いぞ!そしてキックvsキックの一騎打ちでの勝利!!挿入歌も非常にマッチしていて気分が高揚する。
 「お前の罪を数えろだと?人を愛する事が罪だとでも…」この最後の加頭の言葉は味わい深いね。ラスボスとしては少々小粒感があったのだが、彼が背負っていたものがよかった。なんかこの台詞を聞けた事で、納得してしまったよ。

 しかし、今回なによりも雄弁に全てを語っていたのは、翔太郎の泣き顔だったのではないかと思う… 恐らく私も含め、テレビの前でこの物語を見続けていた人は、同じ思いだった事だろう。
 プレゼントの箱の中には、あの白紙の本とドライバ。僕の好きだった街をよろしく…仮面ライダー 左翔太郎!










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これはエターナルのなりきりだけど…

 
posted by K at 22:58| Comment(0) | TrackBack(25) | 仮面ライダーW

2010年08月15日

仮面ライダーW 第47話「残されたU/フィリップからの依頼」

 ラストエピ・前編。謎解きは一通り終わり、後はラストシチュエーションを駆け抜けるのみとなった。二人で一人の探偵の最後の事件となるのか。本当にフィリップは消えてしまうのか。園崎姉妹とガイアインパクトは果たしてどうなるのか… 

 次のWの変身で地上からフィリップの身体は消滅してしまう!その悲しい現実を認められない翔太郎は、シュラウドを探したり変身を躊躇してピンチを招いたりしてしまう。しかしそれは当然だろうな… フィリップを助けると誓ったのに!と嘆く翔太郎に、実は依頼人でも会ったシュラウドが「もはやライトは復元されたデータの塊ではない」お前のおかげだと翔太郎に言う。そのことは、フィリップの口からも「人に関わる事には興味がなかったが、翔太郎のお陰で街も皆も大好きになった」パーティーで語られており、序盤の彼の非人間的な雰囲気を思い出すとより一層鮮やかになる。
 亜樹子は逆に、フィリップは海外留学ということにして、お別れパーティーを開く。こういう彼女の芯の強い優しさはいいね。フィリップにとっては何よりの事だったろうと。レギュラーで出てきた情報家連中や刑事コンビも探偵事務所に揃って登場、明るく楽しい雰囲気もいいし、ラストを目前に愛すべきキャラクター達に会えるのは嬉しい。
 竜は特に今回、直接フィリップや翔太郎に語る事はなかったが(というか、極端にセリフは少なかった印象)、逆にそれが自分のすべき事、フィリップの運命などをよく分かっているように感じた。戦いに赴く前に亜樹子に「俺の側を離れるなよ」と言う言葉の優しさは、なんなんだろーねえ。ここのところの展開といい映画といい、雰囲気良すぎで驚く(笑)

 前回ラストでさらわれていたのは冴子でなく若菜だったんだね。予告で勝手に上書きしてましたすみません。
 で、財団Xは実験兵器を作る組織に投資する集団な訳だ。園崎家は発掘現場で偶然手に入れた地球の記憶とのアクセスから、ガイアメモリって技術を開発して、その資金をもらう代わりにデータを提出していたと。ガイアインパクトっていうのは、メモリ適合者を選別し、不適合者を瞬時に殲滅させるってことらしい。ガイアメモリそのものが地球の記憶であるならば、その適合車がメモリを使うと言う事は、人類が永遠に地球と一つになって残ると言う事になるので、園崎琉兵衛の目的にも合致する…っていう解釈で、いいのかな?ならば恐らく琉兵衛はある日をきっかけに豹変したのではなく、研究者として徐々に狂って行ったと言う事なのだろうね。いつかのバッタ女に殺されてしまった科学者のように。
 財団Xがしようとしているガイアインパクトは、若菜をデータ化し、人工衛星にインストールするということ。それは若菜の肉体的な死を意味する。冴子もここに来て、どこか複雑な思いを抱いている様子。サーキット場でバイクで語り合うように走りあうシーンは非常に良かった。「きっとお父様もお墓で泣いてるわ」というヒントもさりげなくてかっこよかった。
 あと、ミックが戻ってきたのは嬉しかった。動物探しが得意、というのがここで生かされるって、ちょっとかっけーよ!

 ユートピアのメモリ、戦うと言うより能力が圧倒的に強くて話にならない。一体どういう能力なのか、希望の力のメモリとか言われてもちょっとよく分からなかったけど、相手の自由を奪って好きにできたり、能力を奪ったりしていたな。しかもトライアルと互角の速さも持っていたりして、ラスボスとしてはありか。
 翔太郎は、最後の変身でフィリップが消えると知っているが故に、どうしても仮面ライダーWになる事が出来ない。ぼろぼろにやられてしまう竜と、生身で戦おうとしてたたきのめされる翔太郎を前に叫ぶしか出来ない。そんなフィリップとシンクロしている若菜…と、ここで次週に続く。最後まで主役ライダーに変身する事なく終わるところが、ラスト目前にして潔い。

 財団X、なんとなく次のライダーにも関わってくるような雰囲気を一瞬出していたね。だから映画版にあいつが出てきたって事なのか?ちょっとびっくりしたぞ(笑)
 しかし9月でライダー切り替わりと言うのは悪くないんだけど、関西の人が気の毒でなあ…







DXアクセルドライバー


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これは傑作だよなーと個人的に思う

 
posted by K at 23:38| Comment(0) | TrackBack(17) | 仮面ライダーW

2010年08月08日

仮面ライダーW 第46話「Kが求めたもの/最後の晩餐」

 クライマックス突入エピ。物語を引っ張ってきた園崎琉兵衛との戦い。その心の奥にあったものとは… 戦いに一つの決着がつくと同時に、起死回生からの燃え展開で多いに盛り上がった。

 今回、一番私が良かったと思うのは、やはり翔太郎の強さが描写された事だ。このブログで何度か指摘していたが、なかなか物語の中で彼が動き、その良さを発揮する機会がなかった。しかし今回は「切り札」としての役割をきっちり果たしていたと思う。恐怖に囚われていた彼にとって、あの場に行く事は本当に恐ろしい事だったはずなのだが、相棒からの電話と、園崎家の人々の封印していた光(名前の書かれたはけ)を確かめる為に、行動する事を決意する。
 あのシュラウドが「お前の家族はもう園崎ではない。左翔太郎よ。忘れないで。切り札は左翔太郎…」と言ったのにも色々感じるものがある。崩壊して行く園崎家と、新たな家族としての探偵事務所。一度死んでいるフィリップに、母親から新しい家族を示される。また仮面ライダーの良心としての立ち位置である翔太郎を、ライダーを影で操る存在であったシュラウドが認めたということでもある。これはある意味、物語世界の中でヒーローとしての承認を得た形なのかもしれない。それは操り人形であったとしても「それで悪が砕けるなら人形でも何でも構わん!」と言い切った竜も同様なのだろう。
 「僕は消えない。君の心に悪魔と相乗りする勇気がある限り」ビギンズナイトの言葉を繰り返したフィリップ。「そうだった…あいつが俺を相棒と呼ぶ限り俺は折れない約束だった!」ここからの変身の燃え展開。二人で一人のライダーだからこその逆転であことが嬉しい。

 すでに12年前に死んでいたフィリップ=ライトはデータの塊。エクストリームにまで進化したライトは、地球の全ての記憶を制御するプログラムとして生かされていた。風都にガイアメモリをばらまいてデータを集め、制御装置(井戸?)に送り、若菜に流し込む事で「生きたガイアメモリ製造機」となる。そこまでは、まあいい。なんのために?この辺の事は来週以降なんだろうか。
 晩餐会に集まった園崎家の家族。そこでの幸せな家族の回想が哀しい。家族の優しさや温かさに憧れるライトに対して、そこにいる誰もがそんな愛情は失われたものであると思っている。しかし、ライトの「僕はあなたを救いたい…父さん」という言葉に僅かに動揺を見せる琉兵衛や、燃える屋敷に愕然とする冴子など、やはり家族としての絆が全くなくなったのかと言うと…そうではないのだろう。
 悪魔のしっぽ、とは、発掘の時に使われるはけだった。しかしそれが、彼の計画に本当に必要だったのかと言うと、どう見て模そうではなさそうに見える。これに家族全員の名前を書いて祈れば、ずっとずっと皆一緒。埋もれてしまった家族の光の記憶が、「願い」として儀式に必要だったのだろうか。犠牲にしてしまった家族の代わりとしての象徴が。

 圧倒的な力を誇示していたテラーだが、再び変身してエクストリームとなったWの重い一撃一撃が効いている。リボルキャリーとともに現れたアクセルのバイクは、リボルキャリーの換装で空に!華麗なCGの空中戦と地上の戦いが、挿入歌と共にテンポよく描かれ、非常に気分が盛り上がる。また、エクストリームの必殺技がエフェクトは独特ながら、ちゃんと「ライダーキック」であったことも個人的にとても嬉しかった。
 テラーのメモリはブレイク、屋敷は炎上する。しかし若菜は、まだあの緑色の光の中にいた。自分の計画がまだ費えていない事を知り、美しい思いでの中で踊る琉兵衛。そして加頭に連れ去られる冴子…

 まだ戦いは終わっていない。財団Xはどうするのか。そしてこの園崎家の悲劇の根源とは一体何なのか。描かれていない謎は多いのだが、今回のエピで一つの大きな区切りになったのは確かだろう。街の人々を犠牲にしてしまった園崎家の人々の罪は重いので、ハッピーエンドにはならないのは仕方ないのだが、琉兵衛が人間性の一端を見せた描写は、そのさじ加減を含め良かったと思う。
 フィリップの新しい家族としての探偵事務所。そこには翔太郎と、亜樹子と、照井竜もいる。彼等の雰囲気の温かさが、なによりの救いなのかもしれない。











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ちょっと石ノ森っぽいシルエットだよね。

 
posted by K at 23:47| Comment(0) | TrackBack(19) | 仮面ライダーW

2010年08月01日

仮面ライダーW 第45話「Kが求めたもの/悪魔のしっぽ」

 クライマックス突入エピ。ミュージアム、フィリップ、そして園崎家の謎の核心へと物語は進む。風都タワーが禍々しく改造されている中、来るべきその日は近づきつつある!

 以前、園崎が発掘現場で無くしてしまったイーヴィル・テイル。女インディ・ジョーンズのような学芸員の依頼は、翔太郎に「運命」を予感させた。イーヴィル・テイルが見つかる過程のダウジングはまあ…アレとして(笑)、あの屋敷の下が実は発掘現場だったというのは、単純ながらも納得の出来る話だと思う。…しかし敷地内なんだから侵入罪とかになっちゃうんじゃねえの?(^^;;; まあいいか。
 それと同時に描かれた、急に若菜にセキュリティを解除されて、閲覧できるようになった園崎やミュージアム関連の本と、それを手に取れないフィリップ。ついに自分の事を知ってしまった彼の動揺は計り知れない。12年前の発掘現場での事故。それまでは確かに幸せな家族だったのに、恐らくその前後から琉兵衛は変わってしまったのだろう。息子の悲劇を目の前にして、薄く微笑む琉兵衛は何を思うのか…
 来るべき日、それは若菜が地球の巫女になる日であるらしい。「地球がわが家に婿に来る」という言葉とか、人類が生き残る為にとか、ガイアインパクトがどんなものなのかは、まだ全く分からない。「仮面ライダーW」は人類と地球と言うスケールのでかい話を、家族と街と言う非常に小さな単位で物語にしているのが面白いね。

 イーヴィル・テイルを見つけたところを襲ってくる忠猫。エクストリームで対抗しつつも、やっぱり素早いね。その後、アクセル→トライアルも戦うけれど、互角以上の動き。さすが幹部だ。でもまさか「ミック、静かに!」で制止の上、メモリブレイクとはな(笑)ちゃんとその辺の伏線も張っていたし、やられ方もユーモラスだったし、恐怖の殺し屋スミロドン・ドーパントの最期としては非常に良かった。「猫が…組織の幹部だと?」って、ぬこ様に手を焼いていたっちゅーのも屈辱だよな(笑)
 テラーの力は相手の恐怖心を増幅する。意識が動かせないほど恐いんだろうな… あの攻撃に一度はやられているシュラウドも、本人を目の前にすると実は恐怖で身が竦むんだろうか。あんな近くに敵の大将がいると知りながら、今まで手を出せなかった理由までもちゃんと説明されているのが、きめ細かい物語だなと思う。ミックにやられているトライアルをぼーっと見ている翔太郎の映像は衝撃的だった。
 そしてテラーの仮面の部分がキモくなった!デカいの出てきた!アクセルを物理的に噛み潰すとか、恐ろしい敵。デザインも東南アジアっぽくて、毒々しくて恐い。

 「おめでとうライト!ようやく自分の使命を知ったな」使命とはなんなのか、そして12年前に死んだと言うのが本当ならば、今ここにいるフィリップとは何者なのか。うわあ、これは予測もしなかった展開で、ちょっと先が読めない加減にワクワクする!
 でもって本編とは全然関係ないけど、今回やっと「K」がサブタイトルに使われてちょっと嬉しい(笑)いや、私の名前が「K」だからさ。








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デネブのメモリとかなに喋るの?

 
posted by K at 21:48| Comment(2) | TrackBack(26) | 仮面ライダーW

2010年07月25日

仮面ライダーW 第44話「Oの連鎖/シュラウドの告白」

 老人になった少女・後編。それは憎しみなのか、愛なのか。そして「仮面ライダー」として戦う力とはなんなのか。非常に重要なテーマを描きつつ、物語としての落とし所も非常によかった。

 今回はヒーロー番組として背筋の真っ直ぐな物語が描かれていた。竜、シュラウド、若菜、そして娘を老女にしてしまった母親達。家族を殺された無念を胸の奥に抱えている竜が、目の前のシュラウドと若菜のやりとりに冷静さを取り戻し、依頼人親子の姿を見て気付きを得る。キャラの絡め方が非常によい。
 「親の子供への愛は理屈ではないんです。元々は愛なんです。だから許してやって下さい…」この言葉で、愛と憎しみが表裏一体である事を受け止めた竜。こういう「答え」「真理」を言う人物の人選は難しく、下手するとセリフで全て説明したようになってしまうのだが、長年様々な親子を見守ってきたのであろう劇団の老人に言わせる事で納得できる。それを聞いて見つめあって涙をこぼす母親二人と、娘と抱きあって泣くシーンはとてもよかった。逆に言うとその後の亜樹子の「やっぱりお年寄りの言葉には重みがあるわ」ってセリフは余計かなー…
 占い師言うところの、「人は自分の幸せと同じくらい他人の不幸を願ってる」というのも、ある真実の一面ではある。そして確かに、憎しみは戦う力を駆り立てる。しかし「仮面ライダー」が戦う力は、それではないのだ。竜がシュラウドに「あなたを復讐鬼に変えたのは…それは…愛だ」「今から証明してやる。闇の力に打ち勝つのは憎しみなんかじゃないと言う事を。俺達三人で!」というシーンには心底しびれる。許し、憎しみに隠された愛を認める事で憎しみから開放する。「もうあなたは誰も傷つける必要はない。俺達が園咲琉兵衛を倒す。仮面ライダーとして!」いいね。本当に良い。

 で、その「憎しみではない、仮面ライダーとして戦う力」としての象徴が、この「W」の中では翔太郎なのだろう。だから、シュラウドの目の前で【三人で戦う】意味があるのだ。ヨイヨイでほわんとした老翔太郎が、泣く老女二人を抱き留めながら目つきが変わる。占い師を見つけて「さあ、お前の罪を数えるんじゃ!」ポーズと眼光もすごくよかった。
 改めて言わせてもらえれば、強い運命を背負うフィリップや竜がキャラとして動かしやすいので、どうしても彼等のセリフで言わせてしまう傾向があるんだよな。元来ならば翔太郎がもっと活躍してもいい。出来れば彼の行動を通して、「仮面ライダーとして戦う為に必要ななにか」を体現してくれればなあと思う。
 フィリップはシュラウドが自分の母である事を知るが、それをまだ受け入れきれていない。慌てて後ろ姿を追いかけるがすでに影もない。神出鬼没でアクセルのスピードについていくシュラウドってどうなってるんだ?てか、あの姿は常にメモリをさしてるの?

 竜は精神干渉タイプのドーパント攻撃に耐えられる特殊体質だった。あのどろどろーっとした波動攻撃ってそーゆーことなのね。…ちょっとこのさ、精神干渉タイプってか、オールドってどちらかっちゅーと肉体干渉タイプじゃん?まあいいんだけど。あのテラーのどろどろに巻き込まれると、一体どうなるのかな。シュラウドは直撃受けて生きてるけど。
 そのシュラウドと対決する竜。思いの外強いシュラウド。あの銃すごいな。そしてシュラウドに高く振り上げられて制止する脚!銃を構える腕と交差して、かっこいい画面だねー アレで止められるスーアクさんの身体能力すげえよ。
 三人揃っての変身。Wはまさかで敢えてのサイクロンジョーカー!「憎しみのWなど必要ない!」と波動攻撃をアクセルが身をもって止め、攻撃をジャンプからのエクストリームで一撃。ジャンプした時のカッコ悪さが年齢を感じさせるね。そのままアクセルがトライアル化、一気にトドメに。うううーん…ここの一連のアクションで、もうちょっと「Wがいる意味」が出てくればなーって期待していたんだけどね。そしたら完璧だったんだよなあ。

 やはり、井坂の殺人はシュラウドの関与したものじゃなかったね。彼女のあの告白は、竜への救いにもなったな。そして園咲琉兵衛が「あの日」から豹変したのはなぜか、というのも気になるね。それまでは幸せな家族だったんだから…
 そしてシメはコミカルに。やっぱこの探偵事務所はこれがいいよね。でもって、なんなんだあの竜のまんざらでもない表情と甘い雰囲気(笑)
 財団Xの加頭の怪しい動きと謎のメモリは、夏の映画に続く!んだろな。








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MASKED じゃなく KAMEN

 
posted by K at 20:58| Comment(2) | TrackBack(20) | 仮面ライダーW

2010年07月18日

仮面ライダーW 第43話「Oの連鎖/老人探偵」

 老人になった少女・前編。子と母、そして復讐。感情の渦巻く物語の中心に立っている謎の女、シュラウドに焦点が絞られて行く。

 娘がいきなり老人になってしまった!そしてそれを依頼したのは、同じ劇団に娘を通わせる母親。どろどろした憎しみの感情がぶつかり合う事件と、園崎家とシュラウドの関係が交差する。「まさしく怨念の塊」であり、「全てを仕組んだ」女。その目的と怨念の理由は後半に続く訳だけど、物語全体を包んでいる強い負の感情が、独特の世界観になっているのがいいなと思う。
 登場した時は復讐心の塊だった竜が、冒頭で「仲間がいる」と墓前に報告し、お土産に麩饅頭まで買っていた。それが再び、家族に起こった悲劇の根にシュラウドがいたことを知る。また、オールドのメモリに勝てるのは、竜とフィリップが組んで究極のW【サイクロンアクセルエクストリーム】だけ。Wは翔太郎とフィリップのもの…という世界観が揺らぐ。その後フィリップが入った星の図書館も、若菜が必死で検索しようとしてた為に、激しく動いている。
 冴子は最初から、シュラウドとその事情について知っていたが、若菜は初めて知った事実だったらしい。星の図書館での若菜の狼狽ぶりは印象的だった。ビリヤードしながらの冴子の告白、いい感じだね。ただ、井坂にWのメモリを渡したのはシュラウドとしても、井坂が竜の家族を殺したのは計画的な犯行ではなかった気がするんだけど…何かそこに策略はあったのかな。
 シュラウドを中心に大きく揺さぶられる物語。ここにどういう立ち位置で翔太郎が絡んでくるんだろう?なかなか興味深いところだね。あの年取っちゃった人達もどうなるんだろうなあ。全体的に暗くなりがちなエピを、老翔太郎とマッキーがなごませてくれたね。

 オールド・ドーパントとの、短いけど華麗なWとアクセルのタッグ。オールドは表と裏がリバーシブルで戦える描写も面白いし、エクストリーム相手に変身を強制解除させる力があるなんてすげーな。あの波動攻撃ってなんなんだろね。赤いのが竜とフィリップには効かなくて「特殊体質」だとか言われていたけど、また気になるキーワードが増えたな(笑)
 今回、すばしっこく逃げるフィリップ生身の殺陣が非常に良かった!いやあ、頑張ってるなーと感心しちゃった。ファングに変身する為に、マッキーをあしらいつつ、年寄りになってオタオタしながらベルトにメモリをさす翔太郎。定番といえば定番だけど、助けを求めるフィリップにシャキーン!となる瞬間が良かったね。でもファングも精神だけとは言え、翔太郎の不調が影響してピンチに。こういう展開は面白い。

 女の意地と感情がどろりと融合している「W」。男達はどう戦うのか、後編に期待。シュラウドの正体は…まあ、皆大体想像がついている通りだろうけど(笑)そこにどういう+αがあるのかに注目かな。








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ゾルダのカードでねーなーorz

 
posted by K at 21:56| Comment(0) | TrackBack(26) | 仮面ライダーW

2010年07月11日

仮面ライダーW 第42話「Jの迷宮/ダイヤモンドは傷ついて」

 ダイヤモンドの女・後編。エピに多少の粗も感じたが、ジュエル・ドーパントの正体がらみのどんでん返し、星の図書館で若菜に追いつめられるフィリップの逆転など、見終わった後のスッキリ感がある。ストーリー的な盛り上げがいいと思った。

 悪女と思っていたダイヤモンドの女は実は脅されていただけで、真犯人は誠実そうに見えた男。「仮面ライダーW」では、この手のパターンはよくあるのだけど、前半が上手く作られていたから意外性はあったと思う。ただ、ここに刃野刑事を絡めた部分に関しては、少々説明不足の気がした。「あんな刑事を庇わなければ…」とメモリブレイクされた上杉が言っていたけれど、あのダイヤ泥棒の罪をなすりつけたシーンの事かな?ちょっと分かりにくい。ここさえきっちり押さえてストレートに伝わったら、もっと良かったのにと思った。
 そんでもルイが拘置所に来た辺りから、少しずつ彼女の本音が見えてくるのはいいね。過去の回想でもジンさんには心を開いている感じが良く出てたし。上杉が船の上で豹変するシーンも、役者の達者さも手伝って盛り上がった。
 ジンさんは騙され上手。つまりそれは相手への100%純粋な信頼なわけで、この属性がもっと早く確立していたら、このキャラはもっと面白くなったのになあとちょっと残念でもある。それでも、彼の騙され上手ぶりがルイを逆に追いつめたりもしたし(自分がかぶった罪を告白できない)救いもした訳で、そういう構造はちょっと興味深い。ずっこけててヘボなんだけど、こういう男が信頼されるというのも、この「W」という物語の持つ温かさを感じさせる。
 星の図書館で若菜と対決するフィリップ。亜樹子の何気ない言葉から、解決策を見いだし、逆転する展開は気持ちがいい。若菜にページを開かせる誘導の辺りはやや強引な気もするけど、前の展開を逆手にとっての「シンクロ率を下げる事で素通り」という方法の面白さが勝からよし。それにしてもあそこでドーパント化した上に、エクストリームにまでなっちゃうのはすごいな。しかも若菜とフィリップが揃う事で、最終ステージに行くらしいよ。ミュージアムってほんと、なんなんだろう…
 謎解きとしてはそれほど凝ってもいないし、推理ではなく目撃で確証を得ると言う荒技。だけど翔太郎が「必ず守って見せる」というフレーズを何度も言うことで、彼の探偵としてのスタンスがちゃんと描けている。ジンさんへの信頼の深さも、物語の中で伝わってきたね。


 序盤の乱戦はビッカーファイナリュージョンをリフレクターみたいなのではじき返し、一気にライダー×2とナスカを攻撃。びっくりするほど強いジュエルの能力、すげーな。そのまま冴子と竜の勝負はお預け。結局冴子は、今回ジュエルのメモリは手に出来なかったけど、これからどうするのかな。
 爆発に巻き込まれるルイを助けるとか、海に投げられたダイヤをキャッチとか、トライアルがちゃんとそのスピードを活かした活躍をしていたのは良い。出番が少ないけど、やはりヒーローとしての能力を活かした展開があると、印象は深くなるな。
 ライダー二人がかりでも倒せないジュエル。ここで星の図書館での攻防が生きてきて、宝石の石目を正確に攻撃する事で砕く!という検索結果を実行に移す事で勝利する。なるほどね。私はてっきり「プリズム」だから、太陽の光を集めてものすごい高熱で溶かすのかと思った。いや、そんなのこの間テレビでやってたからさ(笑)
 メモリがブレイクされ、ふとカメラが写ると抱きあっているルイと智。メモリブレイクで元通り…というのにはちょっとびっくりしたけど(笑)カット割りがなかなか良かった。それに、いくらなんでもそのままじゃ救いがないしねー(^^;;;

 マッキーひでぇwww でも彼のあのコミカルなシーンはウザ楽しかった。彼は完全にそっちのキャラになったけど、彼こそ「騙され上手」だったエピもあったんだけどね。刃野刑事と真倉刑事のコンビは好きなので、最後まで楽しくやりあって欲しいモノです。
 で、あの雪男はなんなん?








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この頃の若菜はどこに…

 
posted by K at 22:57| Comment(0) | TrackBack(22) | 仮面ライダーW

2010年07月04日

仮面ライダーW 第41話「Jの迷宮/猟奇的な悪女」

 ダイヤモンドの女・前編。さらに星の図書館にシンクロできるようになった若菜と追いつめられた冴子。強力な防御力を持つドーパントに打つ手のないW。殺伐としたやり取りの中に、どこかホッとさせる刃野刑事はどこまでドラマに絡むのか。

 「ダイヤモンドは美しく傷つかない」と、人々を次々と宝石に変えてしまうジュエル・ドーパント。仲良し三人組の三角関係の果てに、ここまでやっちゃうのはどうなんだ?という基本的な疑問はある。しかし元々風都の治安を守る為?のストリートファイトをしていた事、「好きになればなるほど最後に壊したくなる」という歪んだ衝動性。そういう心の闇を増幅するメモリの作用など、考え合わせれば納得できるかなとも思う。彼女の頑なな心を、どう正してやるのか。翔太郎、そしてジンさんがどう関わってくるのかが後編の見どころになってくるのだろう。
 今回初めて刃野刑事にスポットが当たったなー 長かった!待ってたよ。あの飄々とした雰囲気は、スタート当初からなかなか好きだったので嬉しい。てか、遅ぇーよ!まあいいか。
 で、ジンさんはだまされ上手、なんだそうだ。初属性。「逆にこちらが(自分の付いた)嘘に付き合う羽目になる」のだと。翔太郎の回想がちょろっと出てきたけど、アレ面白いね。まだ巡査の頃のジンさんと悪ガキの翔太郎。その頃からの付き合いなんだ。彼等の親しげなやり取りの理由がやっと見えたね。後編は彼のキャラが生きた人情モノ?にちょっと期待。
 進化した若菜は無限アーカイブにアクセスできるようになった。フィリップが星の図書館に入るのも感じとる事が出来る。フィリップの検索はこれから先、使えなくなってしまうのか。また冴子と若菜が「ライトを奪う」とは、どういう意味があるのか。前にも冴子はフィリップを奪おうとしたし、若菜がフィリップに攻撃を仕掛けたのも唯の決意の表れで、最終的な目的はフィリップ自身のようだ。星の図書館には若菜自身が入れるのにフィリップが必要と言う事は、彼が王手の駒の役なのか。
 冴子と加頭のやりとりは、白服の腹の底の見えなさ加減がいい感じ。またカップ落としてたな(笑)しかもその辺全てを若菜がお見通しと言うのも、ちょっと怖くていい展開だな。うーん、冴子の逆転なんてあるんだろうか…どこか応援しちゃうんだよな。私も長女だから(笑)

 この間のゴスロリ娘の時も思ったけど、生身のきれいな女の子が、高々とスカートの脚を振り回して戦うのは本当にかっこいいな!今日はジュエルのメモリを狙う冴子とルイの、女子トイレでのキャットファイトのシーンが超良かった!あと追いつめられて、壁を駆け上がって回し蹴りとかすげー!と思った。武闘派の女の子がコートとスカート翻して戦うビジュアルって最高にいいね。
 そしてナスカvsアクセルのスピード対決。ナスカはちゃんとメモリをさしたら青くて、その後オレンジに変色するという描写をしていていいね。そう言えば竜は井坂先生の仇なんだな。トライアルで互角っぽいけど、この因縁対決はいつか決着つけるんだろうか。
 ヒートメタルも効かず、ルナトリガーの乱射も跳ね返し、エクストリームの必殺技ですら傷をつけられないジュエル・ドーパント。この防御力はちょっと予想外だな。星の図書館に入れないと言う状況で、どう戦って行くのかも気になる。そしてそのメモリを狙う冴子。メモリブレイクをするのが先か、冴子に奪われるのが先か。この辺の攻防戦も来週かな。

 今回、園崎琉兵衛が出てこなかったけど、その分若菜の存在感が益々強大な雰囲気になってきた。さてこの終盤、どうなるのかなあ。









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今日も流れてたねコレ。

 
posted by K at 21:19| Comment(0) | TrackBack(26) | 仮面ライダーW