2008年06月10日

アキバオタクは贖罪山羊の夢を見るか

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 秋葉原通り魔事件でお亡くなりになった皆様に、黙祷を捧げます。



 人の命は余りに重い。だから余りこのことについて話すことは憚られるのだけど、マスコミの扱いに少々疑問を持つところもあるので思うところを書いておきたい。



 秋葉原という場所とか、犯人がアニメが好きだったとか、凶器がダガーナイフでそれが有名なゲームに使われてたこととか、ネットで予告していたとか、派遣社員だったこととか。
 そんな一連の事象を意識的に報道することでマスコミは「オタクは恐い」「何考えているか分からない」「アニメやマンガ、ゲームは有害」という方向に、暗黙の内に導いているように感じる。これは凶悪犯罪が起こったとき、その犯人の背景にそうしたプロフィールがあった場合、必ず行われることだ。例えば大量殺人犯が「ジャズが好きでアナログレコードに埋もれた生活をしていた」とか「鉄道が好きで鉄道模型に夢中だった」などの趣味を持っていた場合、そこに精神的な異常性を見出す要素があったとしても、ここまで大きく取り上げられることはないのではなかろうか。

 アニメやゲームが悪影響を及ぼすから犯罪をする。そんな馬鹿なと言いたい。
 それは本末転倒であり、言い訳であり、スケープゴートが欲しいだけのことだろうと。

 異常な犯罪を犯す土壌は、もっと心の深いところにある。生来の性格や家庭環境、社会の状況など、あらゆる要素が絡み合って人の個性を作るのだ。

 たとえばロリコンというオタクの性的指向がある。性癖というのは人間の根元的な欲求に、深層心理が絡み合って出来るものであり、そこにマッチングしないと「なにも感じない」のだ。世の中には熟女が大好きな人もいれば、スカトロ愛好家もいる。こんにゃくで尻をぺんちぺちんとたたくのが趣味の女性だっている。ロリコンというのは、性癖の特殊性のある一ジャンルに過ぎない。
 少女に性的興味を抱く素地があるから、ロリコンアニメが商売として成り立つのだ。重要があってこそ供給があるのだから。「お尻を叩くのに最高にマッチした色と弾力のこんにゃく」を売って商売になるかというと、それが心から歓迎されるのは四国の某所だけだろう。

 凶悪犯罪を犯す人間の、罪を犯した原因がオタク趣味にあるわけがない。その衝動はもっと深く、複雑なところにあるはずだ。善悪の判断すらもエゴによって失われてしなうような、自制心の効かない状態に追い込んだ、衝動性を生む根本原因が、その人の人生のどこかにあるはずなのだ。
 アニメやゲームは、その衝動を投影されていたに過ぎないのではないか。むしろその破壊衝動を、アニメやゲームを愉しむことで押さえていたとは考えられないだろうか。
 ナイフの規制をするとか、児童ポルノを取り締まるとか、そんなことで本当に重要なことから目をそらしている。自分たちに都合の悪いモノ(ネットとかね)や、理解出来ないモノに責任を押しつけて、それを排除することで解決した気になるのはおかしい。そんな風に思う。



 こうした報道を耳にする度に胸が痛むので、ちょっと言わせてもらった。そして悲しい事件はもう沢山です。







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これだって最後までストーリー追うとすげー泣けるんだぞ!
posted by K at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感いろいろ