…とまあ、序文で褒めておいて最初にこれを言うのはすげー気が引けるんですが… このサブタイトル何とかなんなかったんすかねー(^^;;; ぶっちゃけ、番組見ている時にはサブタイトルって頭から抜けてしまうんで気にならなかったんだけど、いざ感想書こうとして公式サイトで調べたら脱力したわ〜
「ゴセイジャー」ってサブタイトルが今一つだなあって思ってたけど、これは悪い冗談としか思えんよぉ。頼むからもうちょっと考えて下さいお願いします。
さて、気を取り直して感想だ(笑)
記憶を失った敵との友情エピって定番だと思うんだけど、今回は物語の流れが非常に良かったと思う。過去に戻って絆を再確認した事で、少し変わったアラタ。アリスを助けた事を「仲間を庇った、それだけだ」と言うブレドラン。前回のそういったエピを踏まえていたし、天使達よりむしろアリスにとって転機のようなエピになったのも面白い。
天使達は皆、非常に善良で優しいので、誰がコロのパートナーでもいいお話しになったろうと思うけど、エリがチョイスされたのは正解だなと思う。彼女の「なんとかなる!」が、お話の中で生きているのも良かった。仲間の説明でおむすびを例えに出すのも、ツッコミどころ満載で楽しい。
爆弾が内蔵されているコロをなんとかしてやろうと必死で頑張る天使達が、オタオタするのではなくちゃんと対処法を考えて実行に移そうとするのも好ましい。その根底にある「諦めちゃダメだ、記憶が消えてもコロはコロだ」という彼等らしい思いもちゃんと描かれている。一度はコロに稲妻を落とすのに躊躇したエリが、自分の葛藤を克服してさらに難しい天装術を成功させるのも、成長を感じさせるね。
また今回は、知性派キャラとしてのブルーの存在が生きた。爆弾だけを爆発させる時の作戦を考えたのもハイドだろうし、「知恵を絞ってコロを助けるんだ!」のレッドの言葉にブルーが反応して、対処を考えつくのも良かった。
最期の時、コロに語られたエリの言葉が、コロの記憶を呼び覚ます。コロを守ってやれなかった。むしろ俺達が守られた… 戦いが終わった美しい夕景の中、犠牲になったコロのお墓の前で号泣するエリ。「コロ、私、約束する。どんなに小さな命や心でも、私達護星天使がいる限り絶対に守り抜いてみせるから」見ている私も号泣です(T_T)
公園で楽しく遊ぶ和やかなシーンが急転直下、コロに仕掛けられた爆弾にショックを受ける一同。爆弾を安全に爆発させる方法を考えるが、それぞれの天装術を使ったいい作戦と思った。失敗を恐れて躊躇するエリの前に、アリス様登場。実は最初から仲間意識を調査するアリスの実験だった、という、なかなか衝撃的なからくりが明かされる。今回珍しく録画を見返して気がついたんだけど、「愛情や思いやりがいらないって言うの?!」と叫ぶピンクの隣に皆が一列に並ぶシーンで、さりげなくブラックがピンクの肩に手を置いているのな。細かい演技だけどお兄ちゃんらしくていいよね。
アリス様のコントロールでメモリ消去&バトルモード起動!いきなりコロがマトロイドアインIに。顔も凶悪になっちゃって、ビジュアルの違いがいい感じ。両手がキャノンになってて、重火器での中〜長距離攻撃、近距離ではキャノンをそのまま鈍器のように振り回す手強さ。エリの言葉に動きを止める事もあるけど、どうしても攻撃せざるを得ないのを、「コロはコロだからなんとかする」という選択をとるのがゴセイジャーらしい。
コロの為に、さらに難しい天装術に挑むピンク。演出のタメが彼女の決意を表していて良かった。折角成功させたのに、巨大化して爆弾起動と、状況はさらに最悪に。「なんとかなる…じゃなくて、私がなんとかする!」とゴセイアルティメットを召喚し、コロを空に連れて行くエリ。この辺の感情の流れは胸にすっと入ってくるね。そして記憶を取り戻し一人自爆するコロ…BGMも含め美しいシーンだった。
アインアイの感情がアリスのコントロールを上回った。仲間意識や絆は、制御や支配に勝るのか?アリスの疑問がこれから新しい展開を招く予感。ロボゴーグ閣下が恐怖による支配をしている描写がずっと続いている分、見ているこちらはすごく期待してしまう。
実はブレドランの記憶は残されていた!という事実もいいね。個人的にOPにブレドランが出てきてくれてすげー嬉しいんだよ。いやまさかコイツに仲間意識があったとは思わなかったけど(笑)
【送料無料】 2011年カレンダー/天装戦隊ゴセイジャー


定価 1,365円 (税込) のところ
価格 1,147円 (税込) 送料込
ゴセイジャー、最近すごく好きなんだよね私。