この場を借りて作品にかかわった皆様にお礼を。一年間楽しかったです、ありがとうございました!
(やっと録画を見る事が出来て、一週間遅れの感想になってしまい申し訳ありません)
最後の戦いの舞台は宇宙。決戦に向かって飛び去っていくレスキューフェニックスと、敬礼して見送る人々のカットは色合いも構図も非常にいい。
そこだけでなく、さすがに最終回だからCGには気合いが入っていた。青い地球と燃え盛る赤い炎のオレンジの照射、青くキラキラした光の粒子、色鮮やかに輝くメカ。CGの色合いの美しさは秀逸で、思わず見とれてしまう。三幹部が竜の首になっていて、造形の美しさとともにかなり迫力のあるラスボスが相手だったけど、これがまた宇宙空間にマッチしてるんだよね。
ファイナルレスキューが簡単にはじき返されてしまい、三幹部の首をそれぞれスーパーアイストルネード、スーパーオーロラブレイク、フリーズンキャノンで切り離し、一気に合体解除してレスキューキングになる展開が単純にかっこいい。ずっと見てきた合体大型ビークルが活躍してくれるのは嬉しい。
ここからタツヤとドンカエンの一騎打ちになるんだな。レスキューキングを巻き込んだまま再び太陽化してしまうドンカエン。ここで先週と逆に、他の四人のメンバーがタツヤの回想シーンを交えながら青き珠を託し、その力を得て復活するわけだ。
「皆がいてくれたから、皆が俺を支えてくれたからレスキューファイヤーとして世界じゅぅの人々を救う事が出来る。この力は沢山の友がくれた俺達五人の心の力だ!全ては皆の笑顔を守るために!」やはりこういう言葉がレスキューファイヤーらしさであり、一気に逆転する展開に相応しいと思う。またとどめを刺すのではなく、剣を下ろす展開もとても好ましい。
ドンカエンは地下のマグマで地球の悲鳴を聞いたと言う。誤った火の使い方…うーん、ジャカエンの主張は理に適っていて、そりゃとどめを刺せないよなあと。封印エンドにしたのはよかったんじゃないかな。三幹部も無事みたいで一緒に飛んでいった(笑)のも、やはり可愛い悪役だったのでホッとした。今度はレスキューファイヤーのいない世界に行って楽しく生きてください。
個人的には最終回なんだからチームが一丸となる戦いを期待していたので、その点は残念ではあった。古代の伝説も仲間に託す事で封印したってあったから、全員攻撃になるのかと思ったんだけどね。ただ、青き珠にそれぞれの思いを乗せ、さらにタツヤが「友」でまとめるというのもありだし、青い粒子で輝くレスキューキングの光と地球の青がものすごくきれいだったから、これはこれでいいかな。何にしても決着の付け方がレスキューファイヤー的と言うか、殲滅させて目出たし!ではないのが、らしい。
やっぱ最終回は結婚式だったよ!期待通りだ〜♪タマちゃんの強烈なパパンが、最終回にして初登場。幸せそうな様子と、メンバーのわちゃわちゃが楽しい。そして一時解散なんだね、レスキューファイヤーは。
一年後、ジュンは消防庁のヘリコプター隊。ユウマは地元の消防隊で活動しつつ、タマちゃんは妊娠中。あのお腹はどう見ても臨月だよなー 結婚式の一年後が臨月とは、すごい命中率だと感心してしまった!(笑)ツバサはリツカへの思いを抱えたまま世界消防庁の公報に。リツカと大河隊長は教官…とまあ、割と順当なその後なんだけど、タツヤはキュースケとまさかのツーリング世界旅行!正しい火の使い方、付き合い方を一緒に考えるんだとか。
これは…ある種の旅立ちエンドなんだなあ。でもこれはありだな。なんせあのドンカエンの問答やっちゃったから、こういう形になってしまうだろ。タツヤは地球もレスキューすると約束もしたからね。あのレスキュー魂の塊だったタツヤが、現場にいないのは不自然に感じる人もいるだろうけど、私はこれでよかったと思う。
この一年、いや、レスキューフォースも合わせれば二年。トミカヒーローシリーズはいつもワクワクさせてもらいました。こういう子供たちに夢を与える特撮はいいよね。土曜日が寂しくなるなあ。
レスキューファイヤーについての総括もまた来週書くつもりなので、気が向いたら読んでやってください。
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やっぱり消防車両への憧れの延長だと思うんだよ、レスキューファイヤーは!