いきなり冒頭から敗戦のメフィラス。テンペラーに負け、「誇りもバトルナイザーも奪われた」…ちょっとかわいそうだなーと思っちゃった(^^;;; その直後、目の前に刺さる巨大な剣。この画面、以前例の目の前に、大地に突き立てられたアイスラッガーのカットを思い出すんだよね。
で、それを裏付けるように、互いに呼応しあう謎の剣とアイスラッガー。剣を手に取ったメフィラスは、アーマードメフィラスとなりアーマードダークネスに導かれていく。レイとの対決を「光に呼ばれしものと闇に呼ばれしもの」と表現していたけど、見た目とセリフが分かりやすくリンクしているので状況理解がしやすい。また、そのあとのメフィラスとレイとの一騎打ちも、アーマードダークネスとセブンの戦いが重ね合わされる。劇的で且つ、流れがいい。
レイが光の導きに従って行動しようとするのを、仲間たちが全力でフォローしているのも、ウルトラブラザーフッドを感じさせる。メフィラスの攻撃で制御不能になったペンドラゴンで「メフィラスを追え、アイスラッガーに従え!」と指示するボスとか、ゴモラが危機一髪の時に駆けつけるペンドラゴンなど、ポイントで引き付ける展開がある。これがないと、ラストシーンが生きてこないんだよな。
アーマードメフィラス、強い!ダダ、笑ってたら瞬殺。アリゲラとテンペラー星人もまとめて瞬殺!しかしそのメフィラスも、復活したアーマードダークネスにやられてしまう。案の定とは言え、お気の毒であります。
リトラ&ゴモラvsアーマードダークネス。武器を持つ鎧に対して、ゴモラの俊敏な動きでよける。リトラの攻撃の合成も自然だ。矛の攻撃をゴモラが角で受けるってのもいいね。
しかし飛び道具を持つ分、どんどん鎧が有利に、危ない!でペンドラゴンが来るタイミング。「さすが魔法使い!」「どうしたやけに遅かったじゃないか」この辺のやりとりも気持ちいい。憎いね!派手な集中砲火の画面もかっこよくて、その攻撃が全く効いていないという脅威にもつながる。
リトラがペンドラゴンをかばって倒れたから、余計に鎧の笑い声が腹立たしい。そこでアイスラッガーの輝きの鼓動が!導かれるままにレイの投げたアイスラッガーの付けた、鎧の傷からのぞくセブンの目…思わず「おおお」と言ってしまった。こういう気持ちの盛り上げはたまらんね。
「そうか、彼は自ら暗黒の鎧をまとう事で封じ込めていたのか」
ゴモラの超震動波で裂ける鎧。中から現れるセブン。立ちこめていた禍々しい黒い雲はいつの間にか晴れ、青空に。
ウルトラ兄弟は、また身を挺して宇宙の平和を守ってくれていたのだ。そしてレイたちは、セブンの遺した光に応えることが出来た。…いやむしろ、彼等の持っている光がウルトラの光に呼応したからこそ、セブンを救い出す事が出来たのだろう。
セブンは己の代わりとして、ミクラスを託してくれた。ミクラスもがんばれ!
[DVDソフト]
ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス STAGE.1 滅びの遺産


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