R1とファイヤー1、似たもの同士の二人が最初は衝突し、レスキューを通じて認め合う。物語としてはそれ程目新しくないし、展開も想定の範囲内ではある。
とは言え、やはりシリーズ二作の主人公同士の共闘はファンとしては嬉しいし、ビークルまで合体して戦うという天丼もワクワクする。つまり物語よりもアクションそのもので盛り上がった印象。ただ冒頭とラストに佐伯さんというシリーズを通して活躍した技術者が出てくることで、物語に筋を通したなと思った。
廃鉱山に閉じこめられ、危機一髪の所でタツヤはどうすべきだったのか。この判断は現実的には難しいところなのだろうし、個人的には一般市民の救助を優先させるべきかなあとは思う。しかしやはり特撮ヒーロー番組なので、ああいう展開はありだろう。「この頑固野郎〜っ」で一気に鉄骨を押し上げ、辛くも脱出。あと自分勝手なバカップルには腹も立つのだが(笑)ラストシーンでもちゃんと謝らせていたのはよかった。
人の命も自然も守る!これについては少々お話がバタバタしてしまった感はあるが、今後のエピの中でこの決意が生きてくるのかも知れない。
着装したR1とファイヤー1。二人のアクションのコンビネーションは非常に良かった。サカエン・ウカエン・ザコカエン相手に流れるような殺陣。R1マックスとファイヤー1Xにパワーアップしての、キメ台詞をいいながらのアクションは、リズムが小気味よくてキレがあった。W必殺技までの盛り上げもキメボーズも様式美な仕上がり。
ダブル1のエピなので、他のメンバーはぶっちゃけ空気!ビークルも爆鎮もすべてファイヤー1のみの活躍だったからな。視点が散漫になってもワケ分からなくなるし、今回はR1中心だから仕方ないでしょう。でも川の水に半分つかりっぱなしのファイヤー4とかは、ちょっと珍しかったか。
物語冒頭の格納庫に並ぶビークルだけでもワクワクするのに、さらに全ビークル発進!レスキューフォースの中型ビークルがわらわらとカエンマジンに群がって、エラくかわいかった(笑)そしてファイヤードラゴンが懐かしビークル達と合体して、ケルベロスドラゴンに!長いアームが一杯付いていて楽しいメカだわ。敵をアームで掴んで振り回して投げ、ファイナルレスキューケルベロスクラッシュ!中からコアが出てくるのではなく、合体した姿のまま突っ込むスタイルだったね。
今回はジョウカエンが絡まず、ウカエンとサカエンが憂さ晴らしをするという導入だったけど、超展開な感じでしたなあ(笑)あのボクシングでノーガード戦法ってのは「あしたのジョー」として、動体視力を鍛える!っていうのは「がんばれ元気」パロでいいのかな?
それにしてもキュースケ優秀だ。説明はしっかり出来るし、自力でウカエンから逃げ回るし。喋りの上手い下手はレスキュー魂に関係ないけどね!
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この映画は傑作と思う!幸せな気分になれるよ♪