キール星人のレイオニクス・グランデ。本能のままに戦いを楽しみ、また非常に強い。役者がとにかくはまっている…というより、役者がグランデというキャラを完全に作り出している。緩急のある軽妙な狂気が非常に面白い。狂った悪役やらせると天下一品だな、唐橋氏は。耳に付けているチリーン、いいね。
また、ペダン星のレイオニクスハンターも諦めているわけではない。名前はダイルっていうんだね。いつの間に名乗っていたっけ?ぼんやりしていて気付かなかった(^^;;; こちらも星の使命を担っているから必死なわけで、今後の三つ巴が楽しみ。
そしてレイの感情はとても安定していた。敵の急襲から仲間を守るため、リトラでその場を離れたり、ダイルの挑発にも「仲間達が俺を救ってくれたんだ」と、言い切っていた。その安定性故に、怪獣バトルは余り強くないというのも面白い。
故郷である地球は、怪獣被害の危機を乗り切った平和な状態にあるという。安らぎのイメージが作られていて、レイが「彼等と共に生きて地球の土を踏みたい。それが俺の願いだ」と言うに相応しい。
ダイルの鉄パイプ(違)に、レイは持っていたアイスラッガーで応戦!普通に人が使ってもかっこいいね、あれ。投げたアイスラッガーが戻ってきて、攻撃からレイを庇い、ダイルの目の前につきつけたシーンはいいなあ。
グランデの持っているバトルナイザーは、あの進化してるタイプ!逆にグランデがレイのを見てがっかりするのが面白かった。グランデのセリフややりとりは、いちいちレイに対してスカしていて楽しく感じてしまう。
タイラントvsゴモラ!ゴモラのしっぽを高く振り上げ、上からはたき下ろす?攻撃好きだな。でもタイラントが豪快に放り投げ、蹴っては転がしで、ゴモラは終始明らかに苦戦。
そしてエレキングに交代してガチ勝負に。タイラントの攻撃の重みが伝わってくる演出が、一方的なエレキングのヤラレ方を余計に痛々しく感じさせる。苦しみの中、「みんなと…帰るんだ…地球へ」と呟くレイに、「帰る?…お前に何かを期待した俺が馬鹿だったよ」と言い放つグランデの冷たさ。軽妙さからの落差が怖くてナイスだ。
腕を振り上げたタイラントに命中するワイバーンミサイル!短いけど画面の演出が劇的で、とても好みのカット。でも結局、エレキング…(涙
そしてレイも絶叫して倒れる。このまま消えてしまうのか?と後を引くラスト。さすがに死ぬことはないと思うけど(主役だから・笑)、どうなるのか次回に期待。
関節可動!光る!鳴る!
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マックスにも出てきたなあ、エレキング。