2009年12月25日

ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル #13 惑星脱出

 「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」としての最終回。謎解きはもちろん、仲間との絆が描かれており、13回のシリーズ構成の巧さを感じさせた。

 「レイオニクスバトル」の目的は、勝ち残った最強のレイオニクスをレイブラット星人の後継者とすることだった。つまり宇宙の支配者って事か。怪獣のダメージが怪獣使いにも影響するのな。まあ分かりやすいよね。
 一騎打ちの中で、レイモン覚醒を願う姉。「お前は所詮、レイオニクスの器ではなかったのか!」など、戦いの中で感情が露わになるのが面白い。レイのようなレイオニクスが宇宙には大勢いて、その中で生き残らなくてはならない厳しい宿命を背負う弟。戦いの中で鍛え覚醒させるための存在としての彼女だけど、レイに対する思い入れが感じられる。別れ際に「必ず勝つのよレイモン…私の弟よ」と優しく語りかけるのもよかった。
 そしてレイオニクスとしての運命が大きく動き出すと同時に、人としての仲間との絆が描かれているのもいいね。後20分で脱出、というときに、ウルトラマンの谷に駆けつけるボスとハルナ。時間ギリギリまで待つ決断をするオキとクマさん。今までの12話で積み重ねてきた信頼があるから、最後の「俺は人間じゃない、一緒には行けない」と言うレイに「あなたはペンドラゴンの一員よ!」というセリフに説得力がある。ボスとハルナに背を向けていたレイが、振り向いたときの表情が凄くいい。「ありがとう、レイ」のシーンの笑顔も、序盤の無表情から考えると随分変わったなあと思うのだけど、その変化も自然だったと改めて感じた。

 ゼットンvsゴモラ、序盤肉弾戦は結構互角。でも光線技は跳ね返されてから、徐々に不利になっていくのが分かりやすい。ゼットンのシッポを持って背負い投げはダイナミックだなー 
 ハルナを庇ってゴモラが倒れたところで、キングジョーブラック乱入!キングジョーvsゼットンはボスクラス同志という貫禄で五分五分。人型同志だから戦いもスピーディーで大胆に感じた。
 戦いの中、ボスとハルナの目の前で、レイは金色に輝きついに覚醒する。同時にゴモラもEXゴモラに!とげとげしくて凶悪だ(笑)パワーの違いが分かりやすい戦い。自在に動くシッポもすごいな。アルマジロみたいに丸まったりして、ポイントで使われているのCGがナイス。グレードアップ感がある。全身から超振動波を出して一気にゼットン撃破!すげーな。
 戦いの後、ウルトラマンにエネルギーを与えるレイ。岩がパリーンと割れるシーン見て、ちょっと宇宙戦艦ヤマト思い出しちゃったよ。(最近映画も見に行ったからさ…)ようやく発進したペンドラゴンを襲うキングジョーブラック!そこに助けに来てくれたのはウルトラマン!そうなるだろなーと分かっちゃいたけど、マジ嬉しくなったね。キングジョーを羽交い締めにしたまま雲海に消えていくウルトラマン。「ウルトラマンは不死身です!」と言うオキの言葉を信じましょう。

 いやあ、13話が上手くまとまっていたなあ。どのエピも面白かったし、怪獣同志の戦いも見所が沢山あった。続きのNEOが楽しみです。






[枚数限定][限定盤]星のように…(初回生産限定盤)/MISIA[CD]【返品種別A】


Joshin web価格 8,800円 (税込) 送料込

マントも金だよ!

 
posted by K at 22:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 大怪獣バトル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/34389630

この記事へのトラックバック

◎ウルトラギャラクシー大怪獣バトル#13「惑星脱出」
Excerpt: 宇宙恐竜ゼットンとの対戦で、力つきてしまったレイ。ケイトが告げる衝撃の事実の数々…ウルトラマンを岩の中に封じ込めてしまったのは、かつて宇宙に君臨した「レイブラッド星人」の力だった。レイはレイブラッド星..
Weblog: ぺろぺろキャンディー
Tracked: 2010-03-13 17:08