あっという間にスピーダーを乗りこなす、レイの恐ろしいほどの飲み込みの早さ。これは失われた記憶なのか、それとも常人を超えたレイのポテンシャル故なのか。今回のエピで、初めてレイの記憶そのものについて、深く関わってきた。
突如、時空エネルギーに襲われるレイ達の載ったスピーダー。不時着した先には、レイの見たことのある景色が広がっていた。ZAPの研究施設で拾ったペンダントの写真にも、何かを感じるレイ。
その後拾ってきた端末の映像から、惑星が壊滅した理由や、ペンドラゴンが時空エネルギーに襲われた原因が、四次元怪獣ブルトンのせいだったことが判明する。一つの謎が解決すると同時に、謎の赤ん坊という新しい謎が後を引く。どんどん謎ばかり増えていかないところが有り難い(笑)
フログロスvsリトラはものすごく呆気なくリトラの勝利。小さいけど案外強いのよね。そしてブルトンはぶにゃぶにゃと転がるだけなんだけど、呼び出す怪獣がネロンガ、テレスドン、レッドキングと、かなり豪華な取り合わせ(笑)ゴモラは一度に三匹相手だけど、あまりダンゴになって戦わなかったな。主にネロンガとゴモラ、テレスドンとリトラ。レッドキングはなにしてたんだ?(^^;;;
ゴモラはさすがに強く、シッポの使い方が上手いっすね(笑)あと相打ちして頭抱えるテレスドンかわいい。それを利用して、テレスドンにブルトンの触覚みたいなのを焼かせ、時空エネルギーの放出を止め、ワイバーンミサイルでブルトンを撃破。その後にテレスドンをゴモラの重力波で…と、順序立てて一体ずつ倒していくので見やすかった。最後のレッドキングとの肉弾戦は、アップでぶつかるたびに震える画面が、重量級って感じの演出で好き。リトラとの連携での勝利もよかった。
スピーダーを乗りこなすシーン、副長も言っていたけど、レイの無邪気なはしゃぎっぷりはかわいらしかった。謎の多い無愛想キャラだったのに、随分変わったなあと思う。それが余り突飛ではなく、「ああ、こんな麺もあるんだな」という見せ方になっているのは、物語の中でキャラが生き生きとしている証拠なのかも知れない。
あと、クマノってクマさんって呼ばれてるんだね。今までそんな呼ばれカタしていたっけ?なんとなく、その呼ばれ方が彼っぽいなと思った。廃墟で銃のホルダーに手を掛けるボスの描写とかも、序盤のレイとのやりとりを思い出した。こういう細かいところなんだろうな、キャラに血が通うのは。
DXスペースペンドラゴン


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データカードダスのカードに連動しているらしいよ。