この場を借りて、この作品に携わった全ての方々にお礼を。どうも有難う御座いました。
最終決戦はヨゴシマクリタインとの対決。一度は圧倒されて倒れたけど、熱さで再起!この時の三人のセリフ、第一話で聞いた気がする…いや、確認できないんだけどなんとなく。いい演出だと思った。間違ってたらごめんね。
ヘルガイユ宮殿の崩壊で勝利したと思いきや、滅んでいない!でもそこに消えた仲間達が駆けつける…というお約束は予測の範囲内。一度は倒しても産業革命で巨大戦もお約束。必殺技は科学忍法火の鳥!みたいな(笑)全体的にラスボスとの対決が、それ程苦戦していなかった印象ではあった。あっさりしてたしね。
でもこの最終回の一番の見せ場は、全員のマスクオフと名乗りでしたね。
戦隊は最終回にマスクオフする習わし(笑)があるけど、ゴーオンは毎回ヘルメットのようにマスクを脱いでいたので、それそのものは特に感慨はない。今回はそれに、名乗りや必殺技をさせた、というのが非常に良かった。元来はスーアクさんが演じているあれを、生身の役者で見せる。これは着脱メットスタイルのゴーオンならではだと思う。作品も全体的に「キャラ押し」の印象が強いが、そう言う意味でも素顔のままで炎神のコクピットに乗り、相棒と話をするなど最終回に相応しい。
個人的には名乗りの時の一連のアクション、特に正義のロードを突き進む!のあとの5連キックがなかなかよくて、ちょっと感動してしまった。
エピローグに後半丸々たっぷり時間を取って、みんなのその後を描写しつつも、声優ヲタの皆さんは喜んだのではないでしょうか。個人的にはルネッサーンスなヨゴ様にワロタよ。ケガレシア様お気の毒です。
しかしまた「一緒に戦ってくれ!」エンドですか(笑)キバに続いてゴーオンもかい(^^;;; まあでもいいか。楽しそうだしなアイツら。
EDも特別編だったよ!爽やかなシメで良かったね。
一年間「炎神戦隊ゴーオンジャー」を観てきて、思ったことをいくつか。
余り理屈っぽくなく、単純なストーリー展開で、親しみやすいキャラクターが多く出てきた戦隊だった。正義とか仲間とか、そういうストレートさはとても好ましいと思う。戦隊はあまり深いことを考えず「うおおおお」とかなんとか言いながら、正義に向かって真っ直ぐな熱い仲間との絆を楽しむのがいいと改めて感じた。
単純明快な戦隊ものでありつつ、敵側が愛されキャラだったので困った(笑)すごくあの三大臣は可愛かった。率直に言えば、私はゴーオン側よりもガイアークの三人に感情移入してしまったよ。正義の味方が彼等を倒すところは観たくなかったのだが、いきなり明後日の方からラスボスがやってきたね(笑)そのせいで、ちょっと終盤の盛り上がりに欠けてしまったのは否めない。
しかもそれまでは、常に数に勝るゴーオン側の圧勝。うちの息子はそれを見て「正義のフルボッコwww」と笑っていたけど、シャレにならねーなと思う(笑)その通りだからなー
蛇足。大人向けのサービス?じゃないんだけど、どうも私の年代にドンピシャと来るようなギャグが多かった気がするのですが(笑)特にガイアーク側のキャラね。ギャグに私だけが「プ」と吹き出して、子供が置いてけぼり状態に。お笑いネタも多かったなあ。芸人さんが出てくるのではなく、流行のギャグがちょこちょこと取り入れられていたような。こういうのは基本コミカルペースのゴーオンだからでしょうね。
キャラの話をすれば、とにかくキャラが多かった!3+2+2のゴーオンに、12体の炎神達+ボンパー。いつも誰かが喋っていて、楽しいけれど騒がしい。もう少しキャラを絞ってエピを作った方が良かったかなあと思う。しかしそれは大人の感じ方であり、子供達にとってはかわいい炎神達は大好きだったのではなかろうか。
個人的にキャラで好きなのは青ですね。連はなかなか穏やかな知性派で良かった。オカンって属性ではないなあと思うんだけどね。オカンって、ドタバタしているイメージない?デネブみたいなさ。どちらかっていうとママン、いやむしろ素晴らしい好青年って感じなんだよね。炎神ではクジラが好きでした。我が輩全てがファーストクラス!
ゴーオンジャーのキモは、単純な展開と愉快で明るい仲間、全体に楽しいトーンでありながら、ちゃんと最初から最後まで「みんなのために戦うぜ!」という姿勢を前面に出していたこと、かなと思う。
そう言う意味では、安心して子供と楽しめる作品だった。一年間、肩の力を抜いて見られる楽しい戦隊だった。コイツら絶対強いんだぜ!そう信じていたから。揺るぎない正義の心があるから。信頼し合った仲間がいるから。
正義のロードを突き進む!炎神戦隊ゴーオンジャー。
一年間、ありがとう!
炎神戦隊ゴーオンジャー
DXハンドルブラスター


価格 7,800円 (税込 8,190 円) 送料別
残りあと1個です
寂しいけど、来週からまた気持ち切り替えないとね。