2008年06月24日

仮面ライダーアギト・3 仮面ライダーになりたかった男

 さて、アギトの二人目のライダー、G3。装着するのは氷川誠。

 彼はアギト翔一とは正反対の性格と言えるだろう。例えて言えば「ひたすらまっすぐ」。どんな状況下においても、まっすぐ。強い責任感と正義感、真面目である意味堅物。融通は利かず不器用極まりなし。彼はその性格故に度々落ち込み、ジレンマに悩んでいる。
 しかし逆に、この「仮面ライダーアギト」というドラマの中で一番ヒーローらしいのは、この氷川ではないかと思う。彼がその一本気で狭い視界の先に見ているものは、常に人を救うことであり、その為に犯罪と戦うことだ。クウガにおける合同捜査本部の精神を、一番遺伝子的に引き継いでいるのが氷川だろう。

 一通り通してこの番組を見たことのある人なら解るだろうが、アギトの物語は、神の領域の物語だ。
 究極の存在からアギトの種を植え付けられた人間が、その自己存在を賭けて神と戦う話なのである。(モチーフ的にはデビルマンにも似たものがあるが、遙かにこちらの方がポジティブだ・笑)アンノウンが、人を殺すときにする、手の甲をいじる妙なポーズ。あれは「神が愛した人間を殺めることへの贖罪のサイン」なんだってさ! …ソースは2ちゃんねるの特撮!板で随分前に読んだっきりなので、本当かどうか確かめようもないけれど、それを読んだときは思わず心のへぇボタンを押した(ちなみに98へぇくらい)。もしも本当なら、このポーズはちゃんと一話から見られるので、如何にこの設定を作り込んで物語を考えているか解るというものだ。

 面白いのは、そこに「"ただの人"は人としてどうするのか?」が加わっているところだろう。その代表が「ライダー(アギト)になりたかった男」氷川とG3チーム(と、北条さん・笑)だ。

 G3は残念ながらアギトの物語では「へたれ」と言われている。G3-Xになってからは大分ヘタレ度は減ったけれど、それでもその戦闘力に置いてアギト・ギルスとは大きな隔たりがある。それでも氷川は、アンノウンの通報があれば現場に駆けつける。
 人を人として守るため、知力と技術の全てを注ぎこみ完成されたG3システム。それを装着する氷川の目的意識には、一切のブレはない。不器用故に一途。それはG3システムを、装着しているか否か、ではないのだ。例え生身であろうとも、恐らく氷川は犯罪やアンノウンに挑もうとするだろうし、実際そうしている。
 彼の胸の内には、人々を守ろうとする心が、常に炎のように燃えているのだろう。それこそヒーロー・スピリッツであり、人を善へと動かす最大にして最高の動機である。

 「彼を誰だと思っているの、氷川誠よ?!決して逃げたことの無い男よ!」という小沢さんのセリフは大好きだ。まさに氷川のことだと思う。
 そういうキャラが「人間」を代表するキャラとして描かれているのは、アギトのラストが「人間の可能性を信じる」ことで幕を閉じたのに通じているのではないだろうか。





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ラスト1個らしいです。まだ売ってたことが驚きだ!
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