2008年06月03日

仮面ライダークウガ・3 合同捜査本部

 クウガの主人公・五代は、かなりオーソドックスなヒーロー像だが、独特なのはその風貌というか、ひょうひょうとした雰囲気にある。従来のヒーローは熱血系であったのに対し、むしろ一見クールなほどにあっさりしている。彼は淡々と「みんなの笑顔のために」「俺はクウガだから」戦う。彼にとって、その行為は当たり前で自然なことだから、そうするのだろう。
 むしろ熱血ヒーローというなら、合同捜査本部の警察官の皆さんの方かも知れない。私は彼らが非常に好きで、あの警察との連携がなければ、クウガの物語にここまで惹かれなかったかも知れないと思うほどだ。

 彼らはクウガのような特別な強さはなく、生身の人間だ。

 当然直接グロンギと戦うことは出来ない。グロンギの強さは圧倒的で、通常の拳銃等ではとてもじゃないが歯が立たない。結果としてクウガのサポートと言うことになるのだが、それでも非常に危険な戦いであることには間違いはない。
 非力な武装で、それでも警察官はグロンギに立ち向かう。市民の平和を守るのが警察官の使命だから。確かに戦闘レベルは著しくクウガに劣るのだが、そこに流れる精神は全く変わらない。

 BTCS(クウガの二台目バイク)が届く33話が私は好きだ。あの話で、クウガの存在が正式に合同捜査本部に認められるからと言うのもある。クウガの数あるエピの中でも名シーンが多いのだが、私が一番好きなのは、拳銃を構えた桜井刑事達が「ここは絶対に通すな!」と、グロンギのゴ・バダー・バ(暴走バッタ怪人ですな)を迎え撃つところ。割とさらっとしたシーンなのだが、彼らの熱さを感じるからだ。それまで犠牲になった警官の描写もあり、否応なしに見ているこちらも熱が入ってくる。あと、序盤の警察犬のエピも好きだな。グロンギの居場所をかぎつけて、殉職してしまった警察犬を抱えて泣く訓練士の姿にはもらい泣き。くそっ 血も涙もないのかよグロンギは! >>ないですよ
 科警研の榎田さんとか、杉田刑事、桜井刑事などのメインキャラの他、クウガの物語では名もない多くの警察官が、グロンギの驚異から市民を守るために戦う。終盤彼らをグロンギは「リントの戦士」と呼ぶが、まさにそうなのかも知れない。しかし、彼らは楽しみで戦うのではない。守るために戦うのだ。

 関係ないけど、クウガでウザいと言えば榎田さんの息子の話になってしまうわけだが(笑)あそこはやはり、おばーちゃんに頑張って頂きたい。母の仕事の素晴らしさを誇りに思えと、孫に諭してやって欲しいところだよね。






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