2008年05月27日

平成仮面ライダー・1

 2000年「仮面ライダークウガ」から始まり、今の「仮面ライダーキバ」までもう8年も続いている「平成仮面ライダーシリーズ」。
 毎年毎年、「その発想はなかったわ」と言われつつ(笑)、仮面ライダーというヒーローのフォーマットに新しい切り口を提供してくれる。ウルトラや戦隊など、シリーズが長くなってくるとそうなるのは当然だけど、その点平成ライダーはかなり挑戦的だ。
 私はこのブログのスペースで、ちまちまと今まで書きためてきた考察などを公開していこうと思う。


 個別の作品について語る前に、平成ライダーについて、ちょっと書いておこうかと。



 平成ライダーって、子供向けヒーロー番組としてはかなり特殊だよね。「大人の鑑賞に堪えうる…」なんて言うけど。それは子供が見て難しいというのもあるけど(笑)普通にドラマとして面白い。主人公の葛藤などが、大人でも取っつきやすいのもある。
 そもそも等身大の石ノ森ヒーロー達というのは皆、それぞれ「人として」の葛藤を抱えているので、仮面ライダーシリーズが時代と共に進化して、こういう作品群になるのは当然かもな。


 物言わぬ巨大な怪獣が出てきて、それをヒーローがやっつけるスタイルの初代ウルトラマンなどは、地震や嵐などの突然の被災に似たものがある。そこにある破壊には明確な理由は語られていないが、このままだと大変なことになるので、ウルトラマンは地球の平和を守る為に闘う。
 で、ウルトラセブンになると相手は宇宙人になる。また東映が繰り出す等身大のヒーローの敵は、たいてい言葉を喋る。
 この「主義主張する敵」が相手の場合は、ちょっと話は複雑になってくる。何故なら侵略や破壊に「理由」が付加されるからだ。

 一番単純なパターンは「相手の言い分が理不尽で、私達の平和を脅かす破壊・略奪型の敵であること」。そういう主義主張の連中であって、話し合っても仕方ない。闘うしかない。
 これを徹底して長きにわたり続けているのが戦隊ものだ。
 彼等の戦いには大儀・正義があり、希望を託されており、そして愛と高い志がある。自分の危険を顧みず彼等は人々の為に闘い、そして最後には勝利するのだ。
 主人公側の行動原理に葛藤がない程、物語は単純明快で分かりやすいものになる。「単純な二元論パターン(善と悪)」だ。

 しかし、現代人はそんなに単純に出来ていない。むしろもっと複雑で、様々なストレスに晒されていて、お決まり黄金予定調和のヒーローの戦いを、わざわざ貴重な時間を割いてまで見たいと思う人は比較的少数派だろう。ありえない。馬鹿馬鹿しい。子供だまし。そう判断してしまうのは当然だ
 本当はそうではないのだが、それを素直に認めるには、私達は傷つきすぎてしまっているのかもしれない。

 しかし「平成ライダーシリーズ」は、そんな私達にも取っつきやすい特撮番組ではなかろうか!
 そんなとこで明日に続く。




「働きマン」オリジナル・サウンドトラック


オンライン価格¥2,500(税込)
国内盤 CD
発売日: 2007/11/28
レーベル: バップ
組枚数: 1
規格品番: VPCD-81584
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