2008年05月23日

子供向けであることの素晴らしさ

 特撮のよいところ。それはなにより、メインターゲットが子供、それも年齢層は比較的低いということかな。私にとっては、だけど。

 よくヒーロー批判として聞かれるのが「正義のためとか言いつつ暴力的だ。むしろ戦いのかっこよさばかりが強調されている」という意見。まーそりゃね。そーゆー面もあるね。
 しかしそれは表面的にしか見ていない考え方だと私は思う。多少事情が複雑で、少々ややこしくなってきている平成ライダーより、スーパー戦隊シリーズの方がその辺は分かりやすいだろう。ただ、私は2003年のアバレンジャーが、ゴレンジャー以来久々に見た戦隊モノなので、あんまりちゃんとしたことは書けないんだけど…



 戦隊ヒーローを見れば分かるけど、すんなり戦って勝つ話なんてあまりない。むしろ苦しみ、悩み、トラブルを乗り越えて敵に勝つ。子供達はそのヒーロー達の苦しみに、ハラハラドキドキしながら心から応援している。
 そして物語の中でヒーローは常に自分に問うのだ。何故戦うのか?と。何故戦って、勝たなくてはならないのかと。そう、ヒーローは戦いに負けてはならないのである。ここで自分がくじけたら、沢山の人たちが犠牲になってしまう。もしかしたらあっさりと降参した方が楽かも知れなくても、決して彼らは侵略者の魔の手に落ちてしまう人々を見捨てることはない。そこには究極の人の「善」の心がある。
 映画「インディペンデンスデイ」の中で、腐れオヤジが自分が犠牲になれば地球は助かるという選択の中で、侵略者のUFOに特攻するシーンが出てくる。それを「んなわけなかろーよ」と言うこともできるが、私は案外、人は誰でも自分がその立場になれば潔く己の命を捧げてしまうのではないかと思っている。何故ならそういったヒューマニティーというものが、人の遺伝子の中には脈々と受け継がれている気がするからだ。

 戦いの中で苦しむ主人公達を応援する子供達は、その苦しみを正義の心で克服していく物語と一体となっていく。
 ヒーローは決して負けない。ヒーローはその善と愛の心が悪に負けることは決してない。苦しみ悩み傷ついても、必ず立ち上がって悪を倒す。これは神話の時代から繰り返し語られているモチーフであり、今なお紡がれ続ける寓話とも言えるのではないだろうか。



 子供達がヒーローの活躍を見て戦いごっこをしたがるのは、そのかっこよさと共に、彼らの持っているヒーロースピリッツ、高潔な善の心に憧れるからじゃないかと思う。
 ただ暴力がふるいたくて戦いごっこをするなんて考えられないって。それはただ、家庭での愛の不足をテレビ番組になすりつけているだけではないだろうか。
 …まーね、龍騎の王蛇みたいなダークヒーローというのもいるけど、あれは特別だから(笑)確かに純粋な「強さ」も魅力だけど、こういうときこそ親の出番だろ。









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posted by K at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介など
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