伊達さん、面白い!なんだろね。悪い奴じゃない…どころか、かなり爽やかでいい奴。自立した大人と言う雰囲気があり、兄貴的な気さくさもある。台詞に彼なりの理論と言うか哲学も感じる。「なんにもないのに戦っちゃってるほうが不気味で危険」てところには、メダル争奪とは又違って意味での、それぞれの行動原理の対立構造も感じられるね。
心ならずもヤミーの親になってしまい、自分の感情と罪悪感で葛藤する少女への言葉も良かった。自分の事もドロドロの欲望まみれと言いつつも「欲望を叶えるのに他人の手を借りない、自分を泣かせることはしない」という信念のある伊達。これは良い言葉だね!物語の中でも少女に対して非常に必要な言葉であると同時に、彼の考え方がよく分かる。そこから動き出し戦う事で救われた少女の、ラストシーンの吹っ切ったような表情が爽やかで、いいラストだった。
今日は伊達が中心で、周りのキャラは皆コミカルな味付けを去れていたけれど(特に後藤さん・笑)その中でも映司は、デリカシーのなさを逆手に取る作戦で伊達に一矢報いたのはナイス。『案外食えない」とか言われていたけど、こういうのが「小賢しい」という感じにならないところはキャラ立ての勝利だな。でもまだアンクの方が彼女の気持ちを分かってやるって…(^^;;;
「こんなこと、自分を許せなくなるだけ、ずっと!」山の中を必死に走り、ヤミーに竹刀で立ち向かう彼女。けなげだ!かわいい!そこに駆けつける伊達のかっこいいことよ。「さーて稼ぎますか。変身!」お仕事開始です。
銃撃するもクワガタに一気に間を詰められ、危ういところを〇距離射撃!意外と苦戦しているのは、やっぱメカライダーだからちょっと動きが遅めなのかもな。でもってバースはコアメダルの制御を諦めセルメダルに特化したシステムなんだね。コアメダルはオーズ、セルメダルはバース。なるほどね。
駆けつけた映司もオーズに変身!共闘がちょっととてつてしているところに、さらにウヴァ乱入。バースのキャタピラレッグお目見え。おもしれ〜ちょっとスピード感の欠けるボトムズみたいな動き(笑)脚力パワー増加ってトコか。こいつとドリルの組み合わせのメカメカしさはたまらんね。ドリルにもキャタピラにもメダル張り付くのがうぜぇ(笑)
一方オーズはタカウナギチーター!ウナギって…とは思ったけど、イメージの割にはかっちょええカラーと武器ですな。電気ウナギのムチなんだね。アクションそのものも面白い。強いなー
バースの必殺技・セルバーストの、パワー重点の時間稼ぎ担当にされてしまったオーズ。ちゃかちゃか準備するバースとムチで戦うオーズ、見守るアンクなどが画面に分割されてワクワク感が高い。なにげに牛乳缶からこぼれ落ちたメダルを拾うゴリラさんが超かわいいな。伊達の言葉にうんうん頷いてるシーンもあったし。響鬼のディスクアニマルもサルがかわいかったっけね。そして充填完了、発射!波動砲だよなー
牛乳缶の前で低次元の争いの二人を前に、「ふぅーん、これからずっとこれかぁ…」とうなだれるオーズの可愛らしいこと!オーズって物語の、ある種縮図だな〜
そして共闘を申し出る映司に「無理!あなたは自分を泣かすタイプだから。まあ俺の勘だけど」と言い放つ伊達。決して冷たいのではなく、行動原理の違い。果たして映司は「自分を泣かせるタイプ」なのだろうか…私は決してそうではないと思うけどね。この辺はここからの面白味だな。
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仮面ライダーオーズ DXバースバスター


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コレ面白い玩具だよね!