2011年01月09日

【ネタバレ感想】 仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブルfeatスカル MOVIE大戦CORE

 やっと見に行ったので感想を。
 仮面ライダーW、オーズ、そしてスカル。二つの世界と一つの時間軸が交差するドラマ。なかなか面白かった。特にスカル編が。そして「W」の世界の中で何度も問われ続けた「仮面ライダーとはなにか」「何故戦うのか」を問いかける。









 【ここからネタバレ感想】






 いや〜、予想よりもずっと楽しかったなあ。

 「W」の面々に会えたのが先ず嬉しいよね。久々にWの活躍・アクションから、いきなり結婚式というコミカルな展開。この力技が出来るのも、キャラのやり取りが確立されているからだろうな。そしてここからの過去エピがまたよかった。おやっさんかっこいいね!キャラもアクションもすげーかっこいい。また「W」にゲストで出てきたキャラがちょこちょこっといるのも嬉しかった。
 新キャラの荘吉の相棒・マツ。立ち位置も台詞もフィリップを連想させる相棒ぶりで、キャラの雰囲気も非常に良かったんだけど、まさかのどんでん返しが哀しい。悲劇だよなあ。こういう人の心の闇が持つ悲しさというのが、スカルの誕生に関わっていると言うのも、いいなと思う。荘吉とシュラウドが元から友人関係だったと言うのも成程〜と。でもこの頃は、あそこまで復讐に燃えた怨霊のような雰囲気じゃないのな。
 映画を観た時は、メリッサを山本ひかるさんが演じたのを、話がかえってややこしくなるような…と思っていたんだけど、あれかな。荘吉は彼女に娘の面影を見ていたから、みたいな理由だって解釈で、いいのかな?

 でもって「W編」はすげー面白かったのだけど、ちょっと「オーズ」は入り込みにくかった。あの信長復活ってシチュは、夏のライダー映画によくある番外編的な感じで面白いと言えば面白いのだけど、どうもいつも日曜朝に見ている「仮面ライダーオーズ」と乖離しているしている気がしてなー 「W」がTVシリーズの世界観まんまの感じでキャラとの再会を楽しんだ分、ちょっと展開に置いてけ堀を食らった印象。
 ノブくんが明知さんを好きになるっていうのも、悪くないんだけど、あの着物姿で舞う映像に違和感。ノブくんが信長だった頃の回想みたいに感じるんだよね。でもそれなら、彼女は明智光秀だったはず…とかつい思っちゃって。あともうひとつ、細かい部分だけど映司がバイト代をよく分からない連中に分け与えていたのも、ちょっと違うんじゃねーの?と思ってしまった。
 でも序盤から映司と比奈がバイトしまくっていたのが、ちゃんと理由があるんだよってラストで分かる構成は面白かったよ。

 仮面ライダーコアの登場、そして共闘!前回の映画でオーズが助けにきたのが、しっかり地続きになってるのな。映画名物、新フォームはタジャドルコンボ!アンクはいつの間にメダルを集めたんだよ!!まあいいか。タジャドルのお陰で何故かエクストリームまで羽が生えて、この辺は燃えだよな。二組のシルエット、特に翼の形がどう見てもブレイドとギャレンのジャックフォームっぽい(笑)クジャクって羽根はきれいだけど飛べないんだがなーなどといいつつ、形がきれいだからいいのだ。
 アクセルとバースも共闘!なんかこの二人のライダーは並び立つとかわいらしい(笑)後藤さん、バースになれたんだね〜 いやよかったよかった。

Wとスカルの物語が「仮面ライダー」のネガティブ面を見つめる形になっていたので、このラスボスはあり、かな。正直ちょっと舌戦も含めて理屈っぽいかな〜という印象もある。ヲタのライダー論に聞こえかねないところを、スカルの物語が良かった分、上滑りしなかったかなと。
 逆に映司が戦う理由を亜樹子に問われて「?」みたいなリアクションだったのが面白かった。彼ってそうなんだよな。だからこそオーズの物語も、「何故戦うのか」を問いかけるようなストーリー展開だったほうが良かったんじゃないか…と思うんだけどね。

 とにかくスカルのすべてがかっこよくてびびりました。いいねー マジでかっこいいね!ラストもよかった。お二人さん末長くお幸せに!と思わざるを得ない。うん。









仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE オリジナルサウンドトラック


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春も映画あるんだなあ。

 
posted by K at 22:52| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画・DVDなど